羊の木の意味と原作は?不思議なスキタイの子羊とは?

羊の木

映画『羊の木』2018年2月3日から公開になります。
不思議なタイトルの映画ですが、どういう意味なのでしょうか。
また、原作について紹介します!

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『羊の木』の作品情報

【劇場公開日】2018年2月3日
【製作年】2018年
【製作国】日本
【配給】アスミック・エース
【監督】吉田大八
【キャスト】錦戸亮、木村文乃、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平、他

あらすじ

さびれた港町・魚深(うおぶか)に移住してきた互いに見知らぬ6人の男女。

市役所職員の月末(つきすえ)は、彼らの受け入れを命じられた。
一見普通にみえる彼らは、何かがおかしい。
やがて月末は驚愕の事実を知る。

「彼らは全員、元殺人犯」。

それは、受刑者を仮釈放させ過疎化が進む町で受け入れる、国家の極秘プロジェクトだった。

ある日、港で発生した死亡事故をきっかけに、月末の同級生・文(あや)をも巻き込み、
小さな町の日常の歯車は、少しずつ狂い始める・・・。

引用元:「羊の木」公式サイト

「羊の木」の意味は?

物語の舞台となる港町、魚深に不思議な絵が描かれた缶の蓋が流れ着きます。

羊の木

羊が植物のように実っている木が描かれています。
この絵は何を意味しているのでしょうか。

監督が「羊の木」についてコメントしています。

かつて中央アジアにはスキタイという街があり、そこでは写真の絵のように「羊が実っている木がある」と言われていたそうです。
「スキチアン・ラム(スキタイの羊)」「シープ・ヒューマン・ツリー「ツリー・オブ・シープ(羊の木)」などと呼ばれるそうですが、日本語のタイトルは語感で決めた、とのこと。

では、なぜそれをタイトルにしたかというのは言及されていないので、きっと見る人に委ねているのでしょうね。

原作によれば、コロンブスの時代、ヨーロッパでは「木綿は羊の木から取れる」と思われていたようです。
なぜか。「植物性」だということと「羊の毛に似ている」ことが理由だそう。

このことから、私が推測するに
「目に見えるものを単純に信じる」「純粋さ」を意味しているのでは、と思います。

映画では、「元受刑者」「殺人を犯した人」が町に住み始めます。
「更生した」という触れ込みですが、それを信じていいのかわかりません。

でも、目の前にいる人がとてもいい人だったら信じてもいいのでは?
いや、「羊の木」なんて本当はないのだから、元受刑者がいい人に見えても信じてはいけない、という心のせめぎ合いを表しているように思えます。

東タタール旅行記

映画の公式サイトには「東タタール旅行記」の一説が記されています。

その種子やがて芽吹き
たたーるの子羊となる
羊にして植物
その血 蜜のように甘く
その肉 魚のように柔らかく
狼のみ それを貪る

引用元:『羊の木』公式サイト

謎ですね…

「羊の木」という言葉の意味についてもっと知りたいと思ったのですが、「東タタール旅行記」についての記述を探すことができず、行き当たったのが、監督も言及していた『スキタイの羊』です。

同名タイトルの本があり、その中で、「子羊大の獣が生まれるメロン」を食べた男爵が登場するそうです。

なんでも、この植物には血があり、肉の代わりにカニの肉のようなものが入っていて、蹄は子羊のように尖ってはいなくてとても美味しい、とのこと。

映画で言われる「羊の木」とはまた別のような気がしますが、「その血 蜜のように甘く
その肉 魚のように柔らかく」という描写にはぴったりな気がします。

このことが映画にどう関係するかは謎ですが、気になったので紹介させていただきました。

『羊の木』の原作は?


『羊の木』の原作は、山上たつひこいがらしみきお著作の漫画です。

山上たつひこの代表作は『がきデカ』いがらしみきおは『ぼのぼの』と2人ともギャグ漫画を得意とする漫画家です。

2人で描いた(原作は山上たつひこ、作画はいがらしみきお)のがこのようなシリアスなミステリーというのは意外な気がします。

でも、私は途中まで読んだのですが惹き込まれました!

『羊の木』原作漫画についてはこちら
羊の木1巻【電子書籍】[ 山上たつひこ ]

映画と原作との違いは?

主人公が違う

漫画の主人公は、舞台となる魚深市の市長「鳥原秀太郎」です。
刑期を終えた元受刑者たちを受け入れる、というシーンから始まります。

ところが、映画の主人公は、全く別人の「月末一」です。

羊の木

漫画での月末は仏壇店いづや店主で、市長の鳥原を「秀ちゃん」と呼ぶことから、市長とは親しい関係です。

妻帯者で、年齢も40-50代くらいに見えます。

映画では関ジャニ∞の錦戸亮が演じていますが、年齢もルックスも全然違いますね。

受刑者の人数・設定

羊の木

漫画では、市で受け入れる元受刑者の数は11人
「何らかの犯罪歴のある人達」という設定で、少しずつ市に移住してきます。

映画では、元受刑者は6人で全員「殺人歴のある人物」となっています。
数人ずつではなく、6人一度にやってきます。

受け入れ理由も、漫画では「元受刑者を地方都市に移住させ、地方自治体と民間による実験的な構成促進事業」です。
映画では「新仮釈放制度」が設けられ、自治体が身元引受人となる、という設定です。

結末まで変わるのかどうか、見どころですね!

まとめ

・「羊の木」の意味は、昔信じられていた「羊が実る木」に由来する。
・映画『羊の木』の原作は山上たつひこ・いがらしみきおの同名漫画。
・映画と漫画では主人公の他、元受刑者たちの人数、設定、受け入れる理由など違いが多い。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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>>羊の木は映画予告だけで怖い?事件の犯人と結末はどうなる?

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