映画『パーマネント野ばら』に登場する主人公なおこの恋人役カシマですが、死因は何だったのでしょうか。
また、なおこの子供、ももの父親は誰なのでしょう。
『パーマネント野ばら』の作品情報
【劇場公開日】2010年5月22日
【製作年】2010年
【製作国】日本
【配給】ショウゲート
【監督】吉田大八
【キャスト】菅野美穂、江口洋介、小池栄子、池脇千鶴、宇崎竜童、夏木マリ、他
あらすじ
離婚の末に一人娘を連れて故郷に出戻ったなおこと、なおこの母・まさ子の2人で営む海辺の町の美容室「パーマネント野ばら」に集まる女性たちの悲喜こもごもの恋愛模様が描かれる。
引用元:映画.com
カシマの死因は?
菅野美穂演じるなおこは娘を連れて、離婚後に実家に戻ります。
そこでは教師のカシマと交際しています。
なぜか、カシマとの交際は周囲には秘密の様子。
ある時、友人の1人ともちゃんに「実はカシマと付き合っている」と言うと、ともちゃんは困ったような笑顔を浮かべて「何遍も聞いたよ。なおちゃんは忘れっぽいなぁ」と言います。
なおこは「私言った?いつ言ったんだろう」と不思議そう。
この辺りから、なおこがちょっと普通じゃないと感じさせます。
ともちゃんが困った顔をしていたのは、カシマはもう死んでしまっているからです。
なおこは時折正気を取り戻すのか、カシマの葬式の映像が写るので、死んでしまったことがわかります。
では、なんで死んでしまったかというと、そこの描写は曖昧。
でも、海にサンダルが流れるシーンがあることから、おそらく水難事故だと思われます。
原作でのカシマ
ちなみに、原作ではなおこの恋人に名前はありません。
教師という職業も映画での設定で、原作では働いている姿はありません。
なおことは年が離れたおじさん、のような感じで描かれています。
「現実にはいない人」という設定は同じですが「死んでいる」という説明もありません。
もう現実の男性がイヤになってしまい、脳内でなおこが作り出した恋人なのかな、とも思えます。
ももの父親は誰?
なおこには娘の「もも」がいます。
父親の姿が映らないことから、父親は誰?と思う人がいるようです。
見ようと思いつつまだなのですが、そのコメントでますます見たくなりましたw RT @ZERO_tortoise: パーマネント野ばら、もう1回観て気になったのだが、ももちゃんの父親役って、ちゃんと映らないけど、もしかして江口洋介が二役? …そうすると、結構なホラーかも。
— keeco (@bum_keeco) 2010年7月27日
父親の姿が映らないことと、カシマとの交際が秘められた関係であるから、カシマが父親だと思う人もいるかもしれません。
でも、それを裏付けるような描写はありません。
ももを父親に預けてなおこが手持ち無沙汰になる、というシーンもあることから「ももの父親は実際になおこが結婚していた相手」だと思われます。
原作は西原理恵子の漫画
先に書いた通り、映画には原作があります。
西原理恵子の同名漫画です。
私は先に漫画を読んだのですが、素朴な絵のテイストと違い
女たちの激しさと、なおこが妄想のデートを重ねるシーンに号泣でした。
映画と違う点もあるので、気になる人はぜひ読んでみて下さい!
原作についてはこちら
>>パーマネント野ばら(新潮文庫)
まとめ
・カシマの死因はおそらく水難事故。
・ももの父親は、なおこが結婚していた相手。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
>>映画「パーマネント野ばら」のあらすじ、感想、ネタバレ、結末