ピアニスト、ジェームズ・ローズの半生を描いた『Instrumental(原題)』が制作されます。
実話ということなので、映画の内容もそうですが、モデルとなったジェームズ・ローズが気になりますよね。
また、原作についても紹介します!
『Instrumental(原題)』の作品情報
まだ制作に入っていないので詳細はわかりませんが、監督は『博士と彼女のセオリー』『マン・オン・ワイヤー』などのジェームズ・マーシュ。
2019年は『喜望峰の風に乗せて』が公開されますね。
主演はアンドリュー・ガーフィールドに決定しました。
2019年内に撮影が開始するようです。
物語は世界的なコンサートピアニスト、ジェームズ・ローズの半生です。
とはいっても、ジェームズ・ローズってきっと日本では馴染みがないですよね。
私が疎いだけかもしれませんが^^;
どんな人物・半生なのでしょうか。
ジェームズ・ローズの半生
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ジェームズ・ローズの半生はなかなか壮絶です。
幼い頃に、課外活動のボクシングのコーチから5年間も性的虐待を受けます。
音楽に救いを求めて14歳から本格的にピアノを弾き始めます。
ロンドンのギルドホール音楽演劇学校に入学しますが、順調にはことは運びません。
幼少の頃のトラウマなのか精神的な問題が表れ、学校の奨学金を打ち切られます。
両親の反対もあったようです。
その後はロンドンの大学で心理学を専攻。
広告業界で働き大きな収入を得て、結婚して子供にも恵まれます。
人生が軌道に乗ったように思えますが、子供の年齢が、自分が虐待を受けていた頃に差し掛かると再び精神を病んでしまいます。
そしてまた音楽に救いを求めて音楽エージェントを始めようとした時、才能が開花し再度ピアニストを目指します。
彼の人生は病んでは音楽、元気になってまた病んで音楽に救われ…という繰り返しなんですね。
ピアニストを目指すもやはりメンタルは完全は復活せずに自傷行為を繰り返し自殺未遂をしたり精神科に入院したり、と不調が続きます。
結婚生活はうまくいかず、離婚して子供にも会えないそうです。
でも、心を通わせるマネージャーと出会い、再婚もしてメンタルも回復してきたそうです。
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上の写真は同じくピアニストのNacho Machiと。
ジェームズ・ローズのインスタグラムを見ると、そんな大変さを感じさせない楽しそうな写真が見られて安心します。
今はピアニストとしての生きがいを感じて生きているようです。
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↑ジェームズ・ローズの弾くラベル。
これからもどんどん活躍して日本でも彼の演奏を聞ける日が来るといいですね!
『Instrumental(原題)』の原作
原作はジェームズ・ローズの回顧録『Instrumental: A Memoir of Madness, Medication, and Music(原題)』です。
現在は洋書版のみの販売となっています。
もし映画が日本でも公開されれば邦訳が出版されるかもしれませんね。
その時は情報を更新しますね!
原作についてはこちら↓
Instrumental: A Memoir of Madness, Medication, and Music
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!