映画『ブラック・クランズマン』はアフリカ系アメリカ人がKKK(クー・クラックス・クラン)に潜入するというぶっとんだ話ですが実話なんですよね~。
今回は実在のロン・ストールワースと原作について紹介します!
『ブラック・クランズマン』の作品情報
【原題】BlacKkKlansman
【劇場公開日】 2019年3月
【製作年】2018年
【製作国】アメリカ
【配給】パルコ
【監督】スパイク・リー
【キャスト】ジョン・デビッド・ワシントン、アダム・ドライバー、ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、ヤスペル・ペーコネン、他
あらすじ
署内の白人刑事たちから冷遇されながらも捜査に燃えるロンは、新聞広告に掲載されていたKKKのメンバー募集に勢いで電話をかけ、黒人差別発言を繰り返して入団の面接にまで漕ぎ着けてしまう。しかし黒人であるロンはKKKと対面できないため、同僚の白人刑事フリップに協力してもらうことに。電話はロン、対面はフリップが担当して2人で1人の人物を演じながら、KKKの潜入捜査を進めていくが……。
引用元:映画.com
実在のロン・ストールワースとは?
映画の主人公となったロン・ストールワースは実在の人物です。
彼はシカゴで生まれ、テキサス州エルパソで育ちました。
当時のシカゴは貧しく暴動や紛争が起きていたので「エルパソの移ったのは母親の最高の判断だった」と後に語っています。
ロンは高校時代、学生評議会や地区の諮問委員のメンバーで当時から人気の人物だったようです。
1972年にはコロラド州コロラドスプリングスに引っ越し、その頃は法に関心がありました。
そして、同年に警察官となりました。
1979年にKKKへの潜入のきっかけとなる新聞記事を目にします。
KKKがのメンバーを募集していたのです。
そういうのって新聞で行うんですね~。
なんかこう、もっと秘密裏に行われるかと思ってました。
ロンはアフリカ系でありながら、情報収集のため「有色人種を憎む白人」としてメンバーに応募します。
ここからは映画の通りとなります。
KKKの捜査終了後は、そのことは秘密として他の誰も口にしなかったそうです。
その後はユタ州に移って働き、2005年に退職しました。
映画『ブラック・クランズマン』の原作
ロン・ストールワースは2014年、KKKを捜査した経験を『ブラック・クランズマン(BlacKkKlansman)』というタイトルの本にして出版しました。
間にKが3つ入っているのは洒落がきいてますね(^q^)
2014年ってわりと最近ですよね。
この時期に出版となった経緯が気になります。
本にはKKKへの潜入捜査についてだけでなく、当時のブラックパンサー党のストークリー・カーマイケルの講演会の内偵やマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの後釜ラルフ・アバナシーの警護など当時の様子が綴られているようです。
著者が直接関わっているのですから、きっと臨場感たっぷりだと思います。
すごーく読みたいのですが、現在は邦訳がありません。
映画の公開近くなったら邦訳が出版されるかもしれませんね。
邦訳の発売が決定しました!
2019年2月28日発売で、現在は予約受付中です。
詳しくはこちらから↓
ちなみに英語版はこちら↓
Black Klansman: NOW A MAJOR MOTION PICTURE (English Edition)
まとめ
・『ブラック・クランズマン』は実話。ロン・ストールワースは実在。
・原作はロン・ストールワースによる同名のノンフィクション。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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