グレイテストショーマンは実話!モデル・実在のPTバーナムについて

グレイテストショーマン

映画『グレイテスト・ショーマン』ですが、ヒュー・ジャックマン演じるP.T.バーナム実在した人物です。
モデルとなったP.T.バーナムについて、どんなことを行ったのか、実際はどんな人物だったのか、映画と実際の違いなどを紹介します!

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『グレイテスト・ショーマン』の作品情報

【原題】The Greatest Showman
【劇場公開日】2018年2月16日
【製作年】2017年
【製作国】アメリカ
【配給】20世紀フォックス映画
【監督】マイケル・グレイシー
【キャスト】ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤ

『グレイテスト・ショーマン』のあらすじ

失業し貧困に陥った空想家のP.T.バーナムですが、フリークスと言われた人々の障害を個性に変えてこれまでにないショーを行い人気を集めていきます。
そして、ニューヨークで「地上最大のショウ」を成功させるべく奮闘します。

『グレイテスト・ショーマン』実話モデルについて

P.T.バーナムの人生・実話を映画化

冒頭に書いた通り、『グレイテスト・ショーマン』は実話に基づく物語であり、主人公のP.T.バーナムは実在した人物です。

映画になるほど魅力的な人物ですが、彼の人生には成功や華やかさの裏に「イカサマ師」と呼ばれたり怪しげな一面もあり、かといって悪人かと思えばサーカスの団員には気前がよかったりと慕われる人でもあります。

詳細はこの後書きますね!

バーナム・サーカスの団員エピソードも実話?

『グレイテスト・ショーマン』ではフリークスと呼ばれた人々がバーナムのサーカスで活躍しました。

差別され居場所がなかった彼らが輝く場所、素晴らしいショーを行ったことがこの映画の魅力でもあります。

彼らもバーナム同様実在した人々です。

人数が多いので、詳しくはこちらの記事に書きました↓

>>グレイテストショーマンのサーカスは見世物小屋?フリークスと呼ばれた人たちは?

実在した興行師P.T.バーナムについて

名前:フィニアス・テイラー・バーナム(Phineas Taylor Barnum)
生誕:1810年7月5日
出身:アメリカ、コネチカット州のベサル

『グレイテスト・ショーマン』では父親は仕立て屋を営んでいましたが、実際には宿屋兼商店だったようです。

バーナムも父親と同じく商店主として事業を始め、宝くじ販売、不動産投機業を営みますが失敗。

その後は週間新聞『ザ・ヘラルド・オブ・フリーダム』を創刊。
しかし、数件の名誉毀損訴訟と一件の訴追を受け収監されてしまいます。

1829年幼馴染のチャリティ・ハレットと結婚。
映画では二人の女の子に恵まれていましたが、実際には4人の子供を授かり、一人が3歳で亡くなっていたようです。

宝くじの販売が禁止され生活が苦しくなったバーナムは商店を手放し一家でニューヨークに移住します。

映画では務めていた職場を解雇される場面がありましたが、実際はそうではなかったのですね。

見世物を始める

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ニューヨークでは黒人奴隷のジョイス・ヘスを買い161歳でジョージ・ワシントンの元乳母という触れ込みで見世物にして成功します。
もちろん、実際には161歳ではなく死亡時に70~80歳だったそうです。

また、シャム双生児のチャンとエンも見せ物として興行を始めました。

『グレイテスト・ショーマン』では唯一この映画に出演した日本人が演じています。

>>グレイテストショーマンに出演する唯一の日本人小森悠冊とは?

バーナムは宣伝技術に長け、巡業を成功させると「スカダーのアメリカ博物館」を買い取り、「バーナムのアメリカ博物館」をオープンさせました。

フィジーの人魚

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バーナムはフィジーの人魚も展示しました。

どうやら1810年頃に猿の子供(オランウータンだとも言われる)の上半身と魚の体をつなぎ合わせて日本人が制作したものらしいですが、船員の手を経て海外に渡りロンドンで展示された後ボストン博物館を営むモーゼスキンボールの手に渡ります。

キンボールは友人・ライバルであるバーナムにこの人魚を見せます。
バーナムは「信ぴょう性にかける」ということを知りながらも自分の博物館で展示しここでも大きな成功を収めます。

また、小人症「親指トム将軍」チャールズ・ストラットンの見世物も人気となり、ヨーロッパ巡業ではヴィクトリア女王にも面会しました。
ネイティブアメリカンのダンス団「フー・フム・ミー」を結成して伝統的なダンスを行うとこれもまたヒットします。

『グレイテスト・ショーマン』でも描かれていたようにヴィクトリア女王と面会し好評を得ます。

そして、欧州各王室も訪れ、ロシア皇帝にも会うなど大躍進を遂げます。

ジェニー・リンド公演

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見世物やダンスだけでなく、1850~52年にはスウェーデンのオペラ歌手ジェニー・リンドをアメリカで150公演行いました。

『グレイテスト・ショーマン』ではバーナムとジェニー・リンドが喧嘩別れのような形で契約解消となりバーナムは負債を追いますが、実際には途中からリンドはバーナムの元を離れ自身で活動を始めたもののバーナムは十分な利益を得ていました。

事業の失敗と再建

その後投資していたコネチカット州イーストブリッジポートの開発に失敗し、そこで破産しています。

バーナムは訴訟と非難に苦しむことになりますが、講演などを行い1860年には負債を完済すると再び博物館の営業を再開します。

『グレイテスト・ショーマン』ではバーナムを嫌う人々によって博物館が火事になり焼失しますが、実際には原因不明の火災が二度あり博物館を閉じることになりました。

サーカスを発案

バーナムはサーカス形式の基礎を作った人物の1人と言われています。
『グレイテスト・ショーマン』では、火事で劇場を失ってしまったバーナムが団員たちと大きなテントを使えばまた興行ができると終盤に始めていますね。

1870年にダン・カステッロ、ウィリアム・クーデターと提携し「地上最大のショウ」を設立しています。

サーカス・動物園・フリークス・蝋人形展示を合わせて行ったものです。

地上最大のショウ [DVD]

1875年にバーナムは「地上最大のショウ」の所有権を完全に取得しています。

サーカスの興行列車も発案しています。
これは、馬車での移動に限界があったため、解決策として作られました。
その後は他のサーカス団でもこの方式が使われるようになります。

後にジェームズ・ベイリーが経営していた「クーパー・アンド・ベイリー・サーカス」と合併、「バーナム・アンド・ベイリー・サーカス」として世界中を巡業しました。

このサーカスの目玉はロンドン動物園から買い取ったアフリカ象のジャンボです。

今では大きなもののことを「ジャンボ」と言いますが、その語源となったのがこの象です。

今はサーカスに象がいるのは珍しくありませんが、当時としては象が出てきて芸をしたら驚いたでしょうね!
きっと誰も思いつかないアイデアだったのだと思います。

映画でもバーナムが像に乗って家族の元に来るシーンがありましたね。

ディズニー映画『ダンボ』のお母さん象のジャンボのモデルでもあります。

死去

バーナムとベイリーは途中分裂しながらも1888年には再度手を組み「バーナム&ベイリー地上最大のショウ」として世界を回りました。

1891年4月7日、バーナムは脳卒中によって自宅で死亡しました。

サーカスはP・T・バーナムの死後に、リングリング兄弟 (Ringling Brothers) に売却され「リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス」となりました。

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興行師PTバーナムの実話エピソード

バーナム効果

P・T・バーナムの名前に由来して「バーナム効果」と言われるものがあります。

それは、誰にでも当てはまるような一般的で抽象的な性格を表す事柄を、自分だけに該当するものだと捉えてしまう心理的な現象のことだそうです。

これって…占いのこと?^^;

なぜバーナムの名前に由来するかというと、彼が

「we’ve got something for everyone(誰にでも当てはまる要点というものがある)」

と発言したからだそうです。

単純だけど幅広く応用できる考えですね。
彼が無一文からのサクセスストーリーを作り上げた根幹の考えかもしれません。

宣伝技術に長けていたということですから、人々のこのような心理をつついたのかもしれませんね!

彼の著書に詳しく書いてありますので、興味のある方はどうぞ(^^)
富を築く技術 (フェニックスシリーズ)

『グレイテスト・ショーマン』実話との違いは?

実在のバーナムは悪い人だった?

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PTバーナムは、『グレイテスト・ショーマン』ではフリークスと呼ばれ差別されていた人々を表舞台に出し、彼らに活躍させる場所を見出していました。

ずる賢い一面もあるものの概ね好印象な人物だったと思います。

ジェニー・リンドと危うい関係になりつつも最終的には仕事より家族を選びます。

ですが、実際のバーナムはそのような好人物だったのでしょうか。

高齢のジョイス・ヘスを161歳だといって見世物にしたり、偽物と知りつつ人魚のミイラを展示したり。

とにかくお金になることならなんだってやりかねない一面があります。

映画でも記者がバーナムをイカサマだと詰める場面があった通り、実際にもそう言われていました。

サーカス団員に対しては映画・実話ともに善人?

では、見世物にされた障害のある人達はどう思っていたのか。

映画の終盤に火事で焼失したバーナムの博物館に集まった団員たちが「あなたはいい人じゃないが私たちに居場所をくれた」という旨の言葉をかけます。

彼らは感謝していました。

実際、バーナムが破産した時助けてくれたのは「トム将軍」でした。

差別にあっていた彼らにバーナムは破格の給料を払っていたそうです。

前述のように「バーナム効果」という言葉を生んでしまうほど言葉巧みで根っからの商売人ですし「善人」とは言い難いかもしれません。

イカサマ師であり、障害を持った団員たちを活躍させた商売人でもあったのですね。

補足:『グレイテスト・ショーマン』は音楽が素晴らしい!

映画『グレイテスト・ショーマン』が公開されて早速見てきました。

とにかく音楽が素晴らしかったです!

サントラが欲しくなってしまいました(^^)

サウンドトラックについてはこちら↓
グレイテスト・ショーマン(サウンドトラック)

>>グレイテストショーマンの主題歌はThisIsMe!サントラが素晴らしい!

まとめ

・『グレイテスト・ショーマン』の主人公P.T.バーナムは実在の人物
・サーカス、サーカス列車などを発案
・心理現象「バーナム効果」の由来となった

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

>>グレイテスト・ショーマンのフル動画を無料で視聴する方法!パンドラやデイリーモーションは危険?

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