2017年6月23日に『フィフティ・シェイズ・ダーカー』が公開されます。
大ヒットした前作『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編に当たる本作ですが、どんな内容なのでしょうか。あらすじをおっていきたいと思います。
また、グレイの師であるエレナ役をキム・ベイシンガーが演じているとのこと!
キム・ベイシンガーが官能的な役を演じるとなると『ナインハーフ』の再来となるのでしょうか。
目次
『フィフティ・シェイズ・ダーカー』について
『フィフティ・シェイズ・ダーカー』は、ベストセラーとなった小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を映画化した同名作品の続編です。
映画の『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』も大ヒットし、R指定の官能ドラマであることから話題になりました。
前作『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、恋愛未経験の女子大生アナと若くして大企業のCEOとなったグレイとの倒錯した恋愛を描いたもの。
本作では、前作の最後にグレイの歪んだ愛を受け入れられず、グレイの元を去ったアナに再度グレイがアプローチし、再び二人は関係をスタートさせます。
『フィフティ・シェイズ・ダーカー』のあらすじ
グレイは、これまでの女性には感じることが出来なかったアナへの”愛情”に気づき「戻ってきて欲しい」とアナにアプローチする。
密かにグレイを想い続けていたアナは喜びを感じながらも、ある思いを胸に彼女の方から<新たな条件>を要求する…。
沼垂の未来に”刺激的な生活”と”幸福”が広がるかに見えた矢先、予期せぬ危機が、アナとグレイに襲いかかる。
グレイを禁断の世界へと導いた女性ビジネス・パートナー、亡霊のような女性ストーカー、執拗にアナに迫る狂気を孕んだ出版社の上司…彼らの目的の真意、その愛憎劇の行く末とは。
そして遂に明らかになるグレイの驚愕の過去が、2人の未来を壊すかのようにつきまとう…アナが下す、人生で最も重大な決断とは?
引用元:『フィフティ・シェイズ・ダーカー』公式サイト
キム・ベイシンガーの役柄は?
キム・ベイシンガー演じるエレナ・リンカーンは、グレイのビジネス・パートナーで、グレイが若い時に性の手ほどきをした女性です。
主人公のアナは嫉妬もあり、皮肉を込めて「ミセス・ロビンソン」と呼びます。
ミセス・ロビンソンとは、映画『卒業』で娘の恋人を誘惑する女性です。
キム・ベイシンガーはかつて『ナインハーフ』で、恋人から性の指南を受ける女性を演じました。
映画は大ヒットし、目隠しをしてキムの体に氷を這わせたり、鎖骨にシャンパン(だったかな?とにかくお酒)を注いで飲んだりという演出が話題になりました。
キム・ベイシンガーといえばナインハーフ!というくらいそのイメージが固定したと思います。
残念ながら、私はテレビで『ナインハーフ』を見ても、子供すぎてよくわかりませんでした。中学生だったんですけどね。大人の恋愛は難しかった^^;
ミッキー・ローク演じる恋人ジョン・グレイがエスカレートする様子が恐ろしく感じ、だんだんキムの心が離れていくのですが「そりゃそうだろう」と思って見ていました。
きっと今見たら違うのだろうと思います。
本作でキム演じるエレナが手ほどきしたのも「グレイ」。ナインハーフのジョン・グレイとはスペルが違いますが、なんだか因縁を感じます。
アラフィフ世代でこの映画を見る人がいたら、きっとナインハーフを思い出してしまうと思います。
両方見て比べて見ても面白いかもしれませんね(*^^*)
私生活でのキム・ベイシンガー
キム・ベイシンガーは人気モデルから女優に転身し、かつてはボンド・ガール、『ナインハーフ』で人気女優となり、『あなたの恋のリフレイン』で共演したアレック・ボールドウィンと結婚、『L.A.コンフィデンシャル』でゴールデングローブ賞 助演女優賞、アカデミー助演女優賞を受賞という経歴の持ち主です。
ですが、私生活はなかなかエキセントリックというか波乱気味。
広大な土地を購入し、映画スタジオ等を作って観光地にしようとするも失敗。
1992年に『ボクシング・ヘレナ』への出演を止めて訴えられ、740万ドルの損害賠償金を支払い破産。
結婚生活も破綻し、バツ2です。
華々しい女優経歴と相反して私生活はなかなか大変そうです。
でも、エミネム主演の『8マイル』でエミネムの母役で出演した時は、キム・ベイシンガー健在!と思いました。
トレーラーハウスで質素に暮らす、ちょっとだらしない母親なのですが、エミネムがある時トレーラーハウスに帰ってくると、裸で男性に股がるキムのバックショットが目に飛び込んできます。
男性にだらしない感じを示す描写なのですが、そのだらしなさがセクシーなんです。
一瞬なのですが、その裸の背中がなんとも美しく「キム・ベイシンガーを見たぞ!」という気にさせてくれます。
現在63歳のキム・ベイシンガーですが、きっと『フィフティ・シェイズ・ダーカー』でもそう思わせてくれるのでは、と期待しています。
前作『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の評判は?
前作『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は大ヒットとなりましたが、ラジー賞に輝いてしまいました。
賛否両論別れています。
「描き方が中途半端・ぬるい」「思ったより激しくない、過激じゃない」「内容が薄い」という意見がある一方「美しい」「大人の恋愛映画」「ダコタ・ジョンソンが可愛い!」「どハマリ」という感想もあります。
好みでかなり別れるのかな、と思います。
私は小説を読んだのですが…正直いうと、文庫本で三冊読むのが辛かった!
じゃあ、一冊でやめれば?と言われそうですが、買いに行くのが面倒で一回で済ませたかったので、まとめて買っちゃったんですよ!ブックオフで(1冊100円)!
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』では、グレイがなぜ倒錯した性癖を持つようになったかが描かれていなくて、続編の『ダーカー』に引っ張っているのですが、次を読もうと思えるほど惹きつけられませんでした。
では、二人の恋愛やセクシャルなシーンが魅力的なのかといえば、私にはそうは思えず…。
でも、ベストセラーになったということは、ハマる人はハマるんだと思います。
作者は女性で「マミー・ポルノ」と言われただけあって、ポルノなシーンが頻繁なわりに、描き方が汚くないのはよかったです。
『フィフティ・シェイズ』シリーズはTSUTAYAなら無料おためし視聴ができます。
サブスクで映画視聴するなら圧倒的な作品数と、老舗なので安心できるTSUTAYAがおすすめです!
ディズニーやジブリ作品も見られるのも魅力の一つ。