くれなずめの吉尾の死因・死んだ理由は?いつから死んでるのかネタバレ!

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映画『くれなずめ』を見ました!

キービジュアルは高校時代の友人6人の青春物語、といった感じですがキーマンである吉尾は死んでいて、かと言ってミステリーでもありません。

見ていると吉尾の死因・死んだ理由やそもそもいつから死んでいるのか、など気になりますよね。

今回はそんな吉尾の死について解説します!

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『くれなずめ』吉尾の死因・死んだ理由

冒頭から6人が楽しく過ごしたり高校時代の思い出を振り返ったりしているシーンが続きます。

そのうち、吉尾が死んでいることがわかるのですが、はっきり「死んだ」とわかる場面が現れるのは映画が始まって一時間が経ってから。

ソースが奥さんと買い物をしているとメールの着信があります。

そこで初めて「吉尾が死んだ」ということがはっきりと描かれます。

吉尾の死因は心疾患?

ソースがメールを見て「吉尾さんからだ!」と久しぶりの連絡に顔をほころばせますが、次第にその笑顔が凍り付きます。

吉尾本人ではなく彼の父親からのメールで、吉尾は亡くなったという連絡でした。

メールには死因は書かれていません。

 

ソースはネジに電話をかけますが、ネジも吉尾の死を知ったのはソースと同じくたった今でした。

電話を受けたネジは「この間会ったばかりだ」と言い

 

「心臓って…」と続けます。

このことから死因は何か心臓に起因するものだと思われます。

 

吉尾がそれまで心臓を患っていたという描写がないので、何か急性の心疾患なのでしょう。

心臓発作、心不全、心筋梗塞などが考えられますが病名は明かされません。

「死=心臓が止まる」ではない?

ここからは私の考察です。

映画を撮った松井大吾監督にとって「心臓は生の象徴」という意識が高いのだと思います。

吉尾が死んだ理由ははっきりとは明かされないもののなんらかの心疾患。

そして映画の後半にはお互いの心臓をつかみ合うという衝撃的なシーンがあります。

(場所が畑なだけに初めはサツマイモかと思いました・笑)

でも、5人が心臓を投げ合ったりしても生きてるんですよね。

監督がインタビューでこう語っていました。

“もういなくなったヤツが、生きているヤツよりも生き生きしている”ということで、生死の向こう側を描きたいと思った時に、”心臓が動いているから生きている”という理屈をふっとばしたくて。現実では絶対にあり得ないけど、フィクションならできる。”心臓が無くたって生きていけるんだ”ということは、矛盾していて良いなと思ったんですよね。

わざわざ心臓をむき出しにして描いたのは、それが生命を象徴するものだからでしょう。

そうすることで「心臓が動かなくなったからその人が(他の人の意識の中で)死ぬわけではない」という描き方をしたのかな、と感じました。

 

心臓の投げ合いシーンを見た時はその場面だけ他とテイストが違っているので違和感がありました。

でも、監督が映画を通して言いたいことはそこに集約されていたとも思います。

死因を心疾患にする必要があった

映画は全編「吉尾の死が受け入れられない友人5人のあがき」を描いています。

「吉尾はあの時こうだったよなぁ」という吉尾について語り合う、長々と続く通夜のような映画です。

 

わざわざ心臓を取り出して

「ほら、心臓投げ合ったってこうやって生きてるじゃないか」という妄想まで描いています。

 

でも、実際のところ心臓が止まったら人は死んでしまいます。

だからこそ死因は「心疾患」にしてその現実を5人に告げるという描き方になったのでしょう。

 

ラスト、幻想の吉尾が消えて5人だけになり、くれなずむ夕景を歩いていく姿が印象的でした。

まさに、くれなずんでましたね(笑)。

『くれなずめ』の吉尾はいつから死んでる?

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映画『くれなずめ』は結婚式の余興のリハーサルをするシーンで始まります。

式場のスタッフが余興の人数を「5人」と言い「6人です」と明石が言いなおします。

結婚式が終わり吉尾が「俺の席なかった」と言いまた明石が「それはミス」と言います。

違和感のあるやり取りですよね。

式場のスタッフが6人を5人と言ったり、披露宴で吉尾の席がなかったのはなぜか。

それはスタッフのミスではなく、その時点で吉尾は死んでいたから。

吉尾が死んだのは5年前

この結婚式当日が映画での「現在」ですが、では吉尾が死んだのはいつでしょうか。

高校時代、卒業後、結婚式である現在とと時間が入り乱れて描かれるのでわかりづらいのですが、冒頭のカラオケボックスのシーンで吉尾が言いかけたことがあります。

 

「もしかして俺ってさ…

5年前にほら、お前らもわかってるよね。

俺って死んで…」

 

吉尾の死を認めたくない5人は盛り上がったようなフリをして続きを言わせません。

言わせませんが、この時より5年前に吉尾は亡くなっています。

吉尾は死んでるのになぜ5人と一緒にいたの?

死んでもなお吉尾は5人と一緒に余興の練習をしたり、バカ話に花を咲かせたりして楽しく過ごしていました。

はじめは「この世に未練があって成仏できないのかな?」と思いました。

 

昔好きだった子に告白したり、やり残したことをやっているようにも見えましたし。

でも、違いましたね。

 

吉尾がこの世に未練があるのではなくて、5人が吉尾の死を受け入れられなかったのです。

死ぬようなそぶりがなかった上に、最後に会った時に別れてからすぐ電話があったのに皆気が付かずに出られなかった、というのが心残りだったのでしょう。

だから5人は吉尾の死を引きずってしまったのだと思います。

 

ラスト、5人は最後に吉尾に会った夜をやり直すことにしました。

やり直すといっても思い出を書き換える感じです。

あれが最後なら、もっとちゃんと別れを感じたかった、電話も出たかった、そんな思いがあったのでしょう。

 

結局、同じことを繰り返すだけで何も変わりません。

でも、5人はきちんと吉尾の死に向き合えたのだと思います。

黄昏に消えていく5人の姿がなんだか清々しく見えました。

余談ですが、あの個性的な吉尾のリュック見つけました!

あまりに独特なので、もしかしたら映画のために作ったのかしら、と思ったりもしましたが本当にありました(笑)。

同じ商品かどうかはわかりませんが、ご参考まで!

吉尾のリュックを見る >>

まとめ

・映画『くれなずめ』吉尾の死因・死んだ理由は何らかの心疾患。
・吉尾は5年前に死んでる。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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