篠原涼子主演『今日も嫌がらせ弁当』ですが、ご覧になったまゆちゃん様(40代・女性)からネタバレと感想をいただいています。
映画未視聴の方はご注意下さいね!
『今日も嫌がらせ弁当』の作品情報
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【劇場公開日】2019年6月28日
【製作年】2019年
【製作国】日本
【配給】ショウゲート
【監督】塚本連平
【キャスト】篠原涼子、芳根京子、松井玲奈、佐藤寛太、佐藤寛太、岡田義徳、村上知子、佐藤隆太、他
『今日も嫌がらせ弁当』のあらすじ
シングルマザーの母親役を篠原涼子,娘役双葉を芳根京子が演じていて、リアルな親子のケンカの様子や、学校でのキャラ弁の注目度がすごく、毎日毎日される嫌がらせの弁当のレパートリーの幅広さにおどろきます。
『今日も嫌がらせ弁当』のネタバレ
綺麗な花の咲いている自然豊かな八丈島に暮らしている夫を亡くした、シングルマザーで料理が大好きな持丸かおり(篠原涼子)は今まさに思春期で手のつけられない反抗期を迎えている娘、八丈高校の家政科に通っている双葉(芳根京子)と暮らしていました。
長女若葉は高校を卒業してから一人暮らしをしていてかおりと同じ工場で働いていて、双葉のことをよく理解しています。
レストランを一緒にしたいという夢もありましたが、でも反抗期がきてしまい今までの関係はどこへやらでぎすぎすした感じがいつもありました。
無視されたり、返事をしない双葉の様子で「あなたがそういう嫌な態度をとるなら、嫌がることをします」宣言。
カチンときたかおりは仕返しを考え、かおりはそんな中双葉との関係をどうにかできないかと考え、そうだ毎日のお弁当に双葉が大嫌いなキャラ弁で、かおりなりの心の伝え方で愛を伝えようと思い、毎日キャラ弁の製作に精力を注ぐのでした。
毎日の中でこのキャラ弁が意外なコミュニケーションツールとしての大事なものになっていくのです。
ある日のお弁当はボンドのリアルなキャラ弁と小言が書かれています。
そこにクラスの友達が集まって笑います。
小学生だったら嬉しいキャラ弁ですが、高校生でキャラ弁は少し、いやだいぶん恥ずかしいのでふたを開けるとみんなに見られて本当に恥ずかしい双葉でした。
でもこのかおりのかわいらしいと言えるキャラ弁の存在が子供扱いしてほしくない双葉には嫌で嫌でしょうがないものが3年間を通して変化をしていきます。
そんなかおりも倒れてしまいます。
かおりも娘がかわいいので一生懸命嫌がらせとは言っているがどうにかこのキャラ弁と言うツールで会話をしたくて一生懸命です。
でも本当にかおりと双葉がぶつかって言い合いになり、お弁当を投げつけてしまい、台無しにしてしまうシーンはかおりの辛そうな表情が印象的で、双葉の頬を叩いてしまって泣く双葉の思いが溢れてぶつかりあいます。
そこでのリアルな親子の会話、ケンカシーンだがこれが親子の反抗期の親の悩みがよくでています。
好きな相手のいる双葉はそんな好きな相手からもお弁当を見て愛されてるよな母ちゃんにと言われます。
テストの前に気になり、その為のタモリさんのキャラ弁。
視力検査風キャラ弁。
すべてが思い通りになると思うなという文字のあと3日カウントダウンキャラ弁。
夢をかなえろキャラ弁。
最後の卒業証書キャラ弁の書いてある内容が、
あなたはこの嫌がらせ弁当を3年間残さ食べ続けました。
その忍耐力を表彰します。
という海苔で書いた文字。
かおりは朝起きるのはつらいし、キャラ弁は作るの大変だし。
それで娘は喜ぶかというとそうではありません。
でもこうやって最後の日までキャラ弁に取り組んだかおり。
負けるみたいで嫌だと負けずに食べてきた双葉でしたが最後の卒業証書を受け取った時は涙が止まりません。
この3年間の毎日のかおりの寝不足と娘への愛情と会話のツールとしての為だけに一生懸命に続けてきた、毎日毎日でした。
ブログで載せてこのキャラ弁を楽しみにしているひともいてそんな人にも支えられた3年間でした。
母が過労で倒れた時もあり、そんな様々な親子の生活の様子を描いており、愛に溢れた作品です。
亡くなったお父さん役持丸島次郎を岡田義徳が演じていて、夫を亡くしたかおりの辛さは計り知れない悲しみで、自分が父親役をしないといけない、反抗期の娘に負けてたまるか根性でこの3年を乗り越えてきました。
かおりと双葉の汗と涙のケンカ日記です。
この周りを支える人たちの温かさもありかおりの体を壊してまで頑張る姿に双葉は心を打たれました。
ママの料理は美味しいし、ママの料理が大好きです。
ママのようになりたいと思っている。
という娘からママへのメッセージが素晴らしい涙涙の作品です。
『今日も嫌がらせ弁当』の感想
キャラ弁の濃いメッセージが印象的で、こんな面白くお弁当が作れる人がいるんだとユーモアのセンスに脱帽です。
それとともにこれだけのものを作るのにすごく時間がかかり、じぶんには絶対無理だし、3年間も続けるというのは半ば意地もあると思います。
娘の為のもちろんありますが、自分の達成感もあったと思います。
旦那さんもなくされていてすごく心細くでも父親の分まで頑張っていて過労で倒れて、でも娘のお弁当はちゃんと作って、早起きして5時起きで忍耐です。
娘とのケンカシーンはリアルで迫真の演技でした。
思わず本当の親子に見えました。
篠原さんの演技力は素晴らしくおかあさんに見えて感動の嵐です。
卒業証書のシーンは涙です。
本当に心からいい作品だと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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