日本の有名な映画祭とは?楽しみ方を紹介!気軽に出かけよう!

シアター

先日国際映画祭について書きましたが、日本にも映画祭はあります。
映画祭というとマスコミ向けではないのか、とかスターがレッドカーペットの上を歩いているイメージがありますが、一般の観客だって楽しめるんです!
日本の有名な映画祭楽しみ方を紹介致します。

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日本の有名な映画祭

東京国際映画祭

日本で唯一国際映画製作者連盟((FIAPF)公認、アジア最大級の国際映画祭です。

毎年10月に行われます。
総合映画祭ではなく長編作品のみを対象としています。
コンペでは1000以上の応募が寄せられ、第24回グランプリ作品『最強のふたり』を生み出したことでも知られています。

1985年につくば万博の開催を受けて創設され、財団法人日本映像国際振興協会(ユニジャパン)が主催しています。
創設当時は隔年で渋谷の映画館を中心に開催されていましたが、1991年から毎年開催されるようになり、2009年からは六本木ヒルズをメイン会場としています。
最高賞は「東京グランプリ」です。

フランス映画祭

ユニフランス主催で日本初公開となるフランス映画の新作を中心に上映されます。
1993年から2005年までは、毎年6月に横浜市のみなとみらい地区にて「フランス映画祭横浜」として開催されていました。
この当時は舞台挨拶や観客との質疑応答・サイン会が、ほぼすべての上映回において行われていました。

実は、私も一度横浜時代に行ったことがあります(*^^*)
ジャン・ジャック・ベネックスが登壇するとあって会場にも熱気がありました。
ダンディで意外に(?)お茶目な監督だったのを覚えています。

2006年以降は場所を東京に移し、質疑応答やサイン会をメイン上映回のみ行っているようです。

イタリア映画祭

2001年に始まり毎年行われています。東京と大阪ででゴールデン・ウィークに行われます。
前年以降の日本未公開のイタリア映画の新作が上映されます。

イタリア映画が好きな方にはたまらないですね!
映画監督が来日し、トーク・セッションやサイン会も行われます。

東京フィルメックス

2000年から始まった映画祭で、毎年11-12月に行われます。
アジアを中心に世界から独創的な作品を集めて上映しています。

「映画の未来へ」をテーマに、コンペティション部門では新しい作家をバックアップしています。
映画監督や映画関係者と観客との質疑応答など交流の場もあります。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭

名前の通り北海道の夕張市で行われる映画祭です。毎年2月に開催されます。
フランスの『アボリアッツ・ファンタスティック映画祭』をモデルとして1990年に開設されました。

当初はSF映画、ファンタジー映画、ホラー映画、アドベンチャー映画など、ビデオ化すらされない海外の作品が多く、宣伝の場となっていました。
近年は話題作の発表、インディーズや自主製作映画のコンペティション部門、若手作家の発表の場となっています。

世界でも知られる映画祭ですが、地元に根付いた映画祭らしく、主要会場は公民館や商工会議所だったりするのが興味深いです。

山形国際ドキュメンタリー映画祭

山形市で隔年10月に行われる映画祭です。
1989年に山形市の市制100周年記念行事として誕生しました。
アジアで最初に開催された国際ドキュメンタリー映画祭です。
映画祭の事務局では、映画祭に関係なく子供向けのワークショップとして映画教室なども行っています。

広島国際アニメーションフェスティバル

短編アニメーションを専門に扱う国際映画祭で、広島県広島市で隔年8月に開催されます。
国際アニメーションフィルム協会(Association Internationale du Film d’ Animation – ASIFA) 公認。

他の映画祭同様、コンペや映画の上映もありますが、興味深いのは持ち込み参加型会場
無料の交流スペースを設け、作品を持ち込んで上映したり情報交換を行えるようになっています。

特別セミナーが開催される他、専門家のアドバイスを受けることもできます。
アニメの仕事を志す人にとってはなんともありがたい場所ですね!
しかも、事前の予約は不要で映画祭初日以降に申し込めるとのこと。気軽に行かれそうですね。

映画祭の楽しみ方

映画の上映を見る

映画祭のオープニング作品は、大抵ジャパンプレミア以上の作品です。
プレミアとはなんぞや、という話ですが「ワールドプレミアム」なら「世界で初めて世間に向けて上映するもの」。
日本で初めて上映するなら「ジャパンプレミア」です。
そういったまだ未公開の作品をいち早く見られるのが映画祭の醍醐味です。
また、今後公開されるかわからないけれど気になる作品、マニアックでDVDでしか見られない作品などを見られるのも魅力です。
通常より料金が安いのも嬉しいですよね。

トーク・セッションに参加

映画上映後に監獄が質問に応えてくれる質疑応答があったり、トークショーやサイン会が行われたりします。
マスコミやジャーナリストでもない限り、通常は質問する機会なんてありませんから、お目当ての監督が登壇する時などぜひ参加してみましょう!

屋台などの飲食を楽しむ

映画祭にもよるかとは思いますが、その土地の食べ物の屋台が出ていることも。
映画を見た後に屋台で美味しいものを食べながら映画の感想を話したりするのも楽しそうです!

まとめ

映画祭はマスコミだけでなく、一般の人も楽しめる映画のお祭り。
気軽にでかけてみましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
フィルム映画祭を行う目的とは?世界三大映画祭とその特徴は?

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