セキュリティ対策ソフトの大手「マカフィー」の創設者として知られるジョン・マカフィーの半生が『King of the Jungle(原題)』として映画化されます!
私のPCにもマカフィーが入ってますが、創設者の半生がこんなすごいものだと知りませんでした^^;
映画のキャストやジョン・マカフィーの半生について紹介します!
目次
『King of the Jungle(原題)』の作品情報
まだ詳細な情報が出ていないのですが、監督は『ラブ・アゲイン』『フィリップ、きみを愛してる!』のグレン・フィカーラとジョン・レクア。
脚本は『ラリー・フリント』『ビッグ・アイズ』の脚本家コンビ、スコット・アレクサンダー&ラリー・カラゼウスキーが共同での執筆となります。
タイトルも邦題はまだわかりませんし、公開日など詳しい情報がないので、分かり次第更新しますね!
『King of the Jungle(原題)』のあらすじ
アンチウィルスソフトウェアで成功し莫大な富を得たジョン・マカフィーは中米ベリーズの奥地に移り住みます。
そして銃と麻薬、セックスにまみれ、パラノイアへ…。
実は、ジョン・マカフィーについては2016年にドキュメンタリーで邦題『ジョン・マカフィー: 危険な大物』として映画化されているんですよね。
ですので、『King of the Jungle(原題)』ではドキュメンタリーとは違ったタッチで描かれると思います。
ちなみに、そのドキュメンタリーはすごく評判いいです。
批評家の支持率100%!
こちらもぜひ見てみたいです。
ジョン・マカフィーとはどんな人物?
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ジョン・マカフィーはパソコンを使う人なら知らない人はいないであろう、アンチウイルスソフト「マカフィー」の創業者です。
生まれはイギリスですが、アメリカ、バージニア州で育ちます。
元々プログラマーで、NASAのゴダード宇宙科学研究所に勤めていました。
その後はソフトウェアデザイナーやOA、ソフトウェアコンサルタントなどの業種を経てロッキードに勤務します。
そして、自分のコンピュータがウィルスに感染したことがきっかけでウィルス対策ソフトの開発をします。
自分自身が必要に迫られて、だったのですね~。
1987年にはマカフィーアソシエイツを設立します。
会社は成長を遂げ、誰もが知るセキュリティソフトの会社となったわけですが、2007年のリーマンショックに始まる世界金融危機の影響で会社は下降してしまいます。
ピーク時は1億ドルあった個人資産は400万ドルまでになってしまったそうです。
プライベートではヨガに精通し、インストラクターでもあり関連本も執筆しています。
スキャンダラスな人生
ここまではITで大儲けした時代の寵児、といった風情ですが、面白いのはここからです。
2008年頃からマカフィーはベリーズのリゾート地、アンバーグリス・キー島に住んでいました。
現地では、銃の愛好家で若い恋人がいる変わり者だという評判でした。
当時60代のマカフィーですが、恋人は20歳。
親子ほどの年の差ですよね~。
2011年にマカフィーの隣りに住むアメリカ人男性が銃で撃たれ死んでいるのが発見されました。
マカフィーは被害者と揉めていたため、重要参考人として指名手配されました。
マカフィーはその前に武器を不法所持し、薬物依存者でもあったので、疑われますよね~。
実際、マカフィーは武器の不法所持と薬物の製造で身柄を拘束されたり家宅捜索されたりしています。
行動もなかなかぶっ飛んでいて、亡くなった隣人に自分の飼い犬が毒をもられていると思って自分で犬たちを射殺したとのこと。
もし本当に毒をもられいてるとしても、射殺する??
殺人の指名手配で捜査されていた時は、自宅の敷地内で砂の中に体を埋めて顔はダンボールを被って隠れていたそう。
その後は若い恋人と逃走し、ガテマラで不法入国の疑いで勾留されたそう。
亡命申請したそうですがそれは却下。
しかしベリーズへの引き渡しはされずアメリカに強制送還されたそう。
And for those who did this – You will soon understand the true meaning of wrath. I know exactly who you are. Youh had better be gone. pic.twitter.com/URgz5BtMLF
— John McAfee (@officialmcafee) 2018年6月22日
ここで一件落着、落ち着いた生活をしているのかと思えば最近では「暗殺未遂にあった」「犯人の情報提供に5,000ドル支払う」などツイートしていて変わらず刺激的に生きているようです。
仮想通貨の伝道師
ここまでだとすごいアウトローな人なんだな、という印象ですが、プログラマーだけあって近年では仮想通貨に一家言持ち、マカフィーのツイートは注目されています。
ツイッターで仮想通貨についてつぶやくとその通貨が急上昇することからマカフィーのツイートは「マカフィー砲」と呼ばれ注目されています。
People are waking up to the fact that Bitcoin will be $1,000 000. But when? “Someday”. “Maybe 5 years”. “WIthin a decade”. I’m the only one giving you a hard date: Dec 31st, 2020.https://t.co/rst3BcypFz“will-be-1-million-someday-says-jesse-lund-vp-of-blokchain-at-ibm.html
— John McAfee (@officialmcafee) 2019年2月22日
中でも注目されているツイートは「ビットコインの価格は2020年12月31日に100万ドルになる」というもの。
2020年ってすぐですよね~。
気になります!
『King of the Jungle(原題)』のキャスト
マイケル・キートン/ジョン・マカフィー
マイケル・キートンがジョン・マカフィーを演じると報じられていましたが、企画から離れた模様です。
マクドナルドの展開を描いた『ファウンダー』がすごくよかったので、本作のジョン・マカフィー役もすごく期待していたのですが。
まだその後の候補が挙がっていないので、誰になるのか楽しみです。
ザック・エフロン/アリ・ファーマン
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ザック・エフロンが演じるのは、WIRED誌の報道記者アリ・ファーマンです。
当初はセス・ローゲンがキャスティングされていましたが、マイケル・キートン同様企画を離れたようです。
ジャングルにいるマカフィーを取材するワイルドな記者、という感じなのでしょうか。
似合いますね~。楽しみ!
代表作は『セブンティーン・アゲイン』『きみがくれた未来』『グレイテスト・ショーマン』『ダーティ・グランパ』など。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!