映画ラストクリスマスのトムの正体をネタバレ!最後結末を解説考察

映画『ラスト・クリスマス』を見ました!
ハッピーなラブコメかと思っていたら予想外の結末で感動しました。

不思議な存在だったトムの正体についてもネタバレします。
ラストがわかりにくいという方もいるかもしれないのでネタバレ解説も書きます。

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『ラスト・クリスマス』トムの正体をネタバレ

 

 

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謎めいた雰囲気のトムの正体は何だったのでしょうか。

それは、トムのアパートを訪れた時の不動産屋との会話で明らかになります。

心臓移植のドナー

トムは、ケイトに心臓を提供した心臓移植のドナーでした。

一年前、交通事故に遭いドナーとして登録していたトムの心臓はケイトに移植されたのでした。

つまり、ケイトに出会った時にはもう死んでいてケイトを見守っていたのです。

ケイトの前に現れたのはなぜ?

これは正解はなくて完全な考察になりますが、タイトルの「ラスト・クリスマス」に関係があるのでしょう。

ワムのヒット曲「ラスト・クリスマス」がテーマとなっていて、その歌詞にこのような節があります。

 

離れていても気になる

教えてよ

僕を覚えてる?

1年前のことだから忘れた?

僕は君に送った

“愛してる”って書き添えて

あの時僕はバカだった

でもキスでまた騙される

去年のクリスマスの心を

次の日君は捨て去った

今年は涙を流さないように

特別な人にあげるんだ

去年のクリスマスの心を

映画から引用

つまり、トムは自分の心臓が渡った人のことが死んでも気がかりだったのだと思います。

泣いたりしていないか、僕の心(心臓)をあげた人が気になるのだ、と。

自分にとっては心臓をあげた人のことが特別だ、ということでしょう。

だからケイトの前に現れたのですね。

 

この歌詞からインスパイアされて作られたストーリーだと思います。

こんな素敵な話になるなんてすごいなぁ、と思いました。

最後のコンサートで「ラスト・クリスマス」が流れる中トムとの思い出のシーンが挟まれる演出には感動しました。

ベンチの意味

ケイトとトムは庭にようなところにあるベンチで会うことが多かったですよね。

最後に二人があったのもそのベンチでした。

なぜいつもそのベンチなんだろう、と思いましたが最後にわかりました。

 

ベンチにはトムの名前が刻まれ

「LOOK UP(上を見て)」

と書かれていました。

 

ケイトとトムが初めて会った時もトムは上を見上げていましたね。

トムは頼りないケイトが心配で、ちゃんと前に進んでほしかったのでしょう。

 

今いる場所に停滞しないで、という気持ちだと思います。

最後までトムのやさしさが伝わってきて感動しました。

『ラスト・クリスマス』の最後・ 結末を解説・考察

 

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『ラスト・クリスマス』の最後、どんな結末だったかネタバレで紹介します。

不思議なトムの存在

ケイトは歌手志望ですがいつもダラダラとすごしオーディションにも遅刻寸前。
妖精の恰好でクリスマスショップの店員をしていますが、急いでいると鍵をかけずに帰ってしまったりと仕事にも真剣さがありません。

こんな風になったのは、一年前に心臓移植の手術を受けてからでした。
以前のケイトを知る店長は今のケイトを見て嘆いています。

そんな時、ケイトの前にトムという青年が現れ一緒に散歩しました。
二人は楽しく過ごします。

でも、トムは自分のことはあまり話さずどこか謎めいていました。

惹かれあうケイトとトム

ケイトとトムは時々会うようになります。
トムはケイトのことを理解し、ポジティブにアドバイスをしてくれました。

ケイトが同居人に追い出されて泊まるところがなくなると、トムがボランティアをしているホームレスのシェルターに連れていきました。
トムは立ち去ってしまい、ケイトはシェルターの人々がトムを知らないのを不思議に思いました。

ケイトの悩み

ケイトはトムへの思いが募り、そんな折トムの家に招かれます。
トムの家で、ケイトは悩みを打ち明けます。

心臓移植の手術を受けたこと。
病気だったので特別扱いをされていたので、自分のことを特別だと思っていたこと。

心臓を移植されてから、自分が生きているいる気がしないこと。
でも、手術が成功して健康になると周りの人たちは「普通」扱いをするようになったこと。

そんなケイトの思いをトムは優しく聞きます。
ケイトは気持ちが落ち着きますが、トムはケイトとそれ以上に距離を縮めようとはしません。

ある時、いつもケイトと会っていたベンチで二人は会うと
二人はキスしますが、トムはケイトに「僕に頼るな」と言い二人は離れてしまいます。

トムの思いとコンサート

ケイトは、トムと出会ったことで成長し、以前のだらしのない生活をやめました。

迷惑をかけていた友人とも仲直りし、不仲だった母親とも和解しました。

シェルターの前で歌を歌い、募金のお金を集めます。

オーディションを開催して歌える人たちを集めチャリティーコンサートも企画しました。

トムに会いに彼のアパートに行ったケイトですが、そこには不動産屋の営業マンがいるだけでトムは以前の入居者であることがわかります。

いつものベンチで再会した二人は、すべてを理解し涙ながらにお別れします。

2週間後、ケイトが企画したチャリティーコンサートは盛況をおさめ、ケイトは笑顔で歌うのでした。

『ラストクリスマス』が好きな人におすすめの映画

『ラストクリスマス』がお好きな方におすすめしたいのは『ノエル』(2004)という映画です。

クリスマスイブのニューヨークが舞台です。

それぞれに孤独を抱えた人物たちに小さな奇跡が舞い降ります。

こちらもちょっと不思議なテイストで、ファンタジックで心温まるクリスマス映画です。

キャストが豪華で、スーザン・サランドン、ペネロペ・クルス、ポール・ウォーカー、アラン・アーキン、ロビン・ウィリアムズなどが出演しています。

この時のペネロペ・クルスは個人的に一番きれいなんじゃないかと思っています(^▽^)

『ノエル』はTSUTAYAなら無料おためし視聴ができます。
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まとめ

・トムの正体はケイトへの心臓移植のドナー。
・ケイトが気がかりで彼女の前に現れた。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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