映画コピーキャットの犯人と黒幕は?ラスト結末のネタバレと感想も!

猫とねずみ

映画『コピーキャット』を見ました!
ええと、結局犯人はあの人で黒幕があっちで…なんて混乱しちゃう人もいるかもしれませんね。
犯人と黒幕を解説してみました!
合わせてラスト・結末をネタバレしていますので、映画未視聴の方は気をつけて下さいね!

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『コピーキャット』の犯人と黒幕は?

前述の通り、『コピーキャット』の犯人(実行犯)と計画を立てた黒幕は別に存在します。

分かりづらいかもしれないので、犯人と黒幕の人物について解説しますね!

『コピーキャット』の犯人は?

コピーキャット

結論からズバリ言いますと、連続殺人事件の犯人はピーター・フォーリーです。

ピーターは表向きは真面目で穏やかに母親と暮らす青年です。

気持ち悪いことに、映画の初めの方で警察にいるんですよ!

「自分が殺人犯だ!」とニセの自白をする人物が追い出される様子をニコニコと見ています。

ニセ犯人が出ていった後もその場にいて刑事たちの会話を聞いています。

コピーキャット

この時は、刑事の一人かと思ったのですがどうやら違います。

ヘレンは犯人像をプロファイルし「仕事は技術職で緻密さが求められる職」と言い当てます。

ピーターが働いている様子が描かれますが、そこでは顕微鏡を覗いたりと科学技術の専門職らしいことがわかります。

試験管をすり替える場面があるので、何かしら事件の捜査に関係がある仕事でしょう。

 

鑑識かな、と思うのですがはっきりとそう示されることがないのと刑事たちがピーターの顔見知りだとわかるようなシーンがないのでちょっとはっきりしません。
(私が見逃してる?)

 

家ではちょっと束縛気味の母親に素直に従いながら生活しています。

でも、仕事があると言って母の部屋を出て向かうのは、被害者を監禁している秘密の部屋。

もうほんと気持ち悪いです(-_-;)

演じているのはウィリアム・マクナマラ

 

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ピーターを演じているのは俳優・プロデューサーのウィリアム・マクナマラです。


1988年の映画『君がいた夏』でジョディ・フォスター演じる美しい年上の女性に憧れる少年を演じて注目を浴びます。

『ステラ』ではベッド・ミドラー演じる主人公ステラの娘、ジェニーと出会う良家の子息パットを演じています。

近年はテレビでの活躍が多く日本で見ることが少ないかもしれませんが、途切れることなく活躍しています!

『コピーキャット』の黒幕は?

 

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一連の連続殺人犯はピーターでしたが、彼を操る黒幕がいました。

それは、映画の冒頭でヘレンを襲ったダリル・リー・カラムでした。

 

ダリルは凶悪な殺人犯で本も出版しています。
ピーターは彼に心酔し、刑務所にいるダリルに手紙を送っていたのです。

 

ピーターは歴史に名を残す殺人犯たちの模倣犯(コピーキャット)でした。
その模倣の完成としてダリルが犯した事件のコピーをするつもりでヘレンを襲ったのです。

 

ダリルはピーターと違って見るからに「ヤバい奴」です。
ピーターを捕まえるのに協力する条件としてヘレンの下着を欲しがったりもします。

そのくせヘレンやモナハンの前で「精液」という言葉を使うのをためらったりと変なところで紳士的だったりします^^;

 

「キリストのように自分にも弟子ができた」と言い、それはピーターだけではないようなので殺人犯としてカリスマ性がある人物です。

演じているのはハリー・コニック・ジュニア

ダリルを演じているのはハリー・コニック・ジュニアです。

元々はジャズミュージシャンで、写真のようなイケメンジャズ歌手のイメージが強かったです。

 

映画『恋人たちの予感』のサウンドトラックを務め、90年代には俳優として活動を始めます。

『メンフィス・ベル』『リトルマン・テイト』『インデペンデンス・デイ』『P.S. アイラヴユー』などのヒット作にも出演しています。

ウイ・アー・イン・ラヴ トゥルー・ラヴ Your Songs

 

『コピーキャット』のラスト・結末をネタバレ

 

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ルーベンの死

モナハンと組んでいたルーベン刑事が別件で取り締まっていた中国人に射殺されてしまいます。

皮肉なことに、必要最低限しか銃を打たないモナハンが、犯人の肩を打って仕留めたと思った矢先に犯人はまだ腕が使えたのでルーベンを撃ったのです。

この騒動で、せっかくダリルから犯人が現れる場所と時間を聞いていたのに、行かれず取り逃がしてしまいます。

しかも、ヘレンの助手で彼女を何かと助けていたアンディまで殺されてしまいます。

ここでヘレンとモナハンはあることに気づきます。

アンディを殺した手口は殺人犯ダーマーと同じです。

連続殺人の順番は、ヘレンがダリルに襲われた日の講義で列挙した殺人鬼の順番と同じなのです。

ヘレンはその講義でダーマーの次にテッド・バンディを挙げていました。

テッド・バンディは一晩で3人の女性を殺しました。

彼を真似るなら、金色のフォルクスワーゲンに乗り、大学の女子寮に片腕にギプスをはめて松葉杖をついて現れるはずです。

モナハンは近辺の女子寮に警備を行い、注意をよびかけます。

そして、該当の車種の所有者を調べ、アンディが殺された晩に一緒にいた彼のパートナーに所有者の写真を見てもらうと犯人がわかりました。

それがピーター・フォーリーです。

ヘレンは犯人に挑発的なメールを送りつけした。

犯人宅に迫る

ピーターの自宅に特殊部隊が駆けつけた時には母親は殺され、家には火がつけられていました。

ヘレンの家には警官が二人やってきます。

安心してドアを開けた途端、一人の警官がもう一人の警官を殺しヘレンを襲います。

それが警官に扮したピーターでした。

モナハンが駆けつけた時にはヘレンの姿はなく、気絶したヘレンを写したビデオテープが残され、モナハンに向けて「一人で来い」と場所を指定します。

あの日のデジャブ

ヘレンが目を覚ました途端、首に巻かれたワイヤーが引き上げられ宙吊りにされます。

赤いスーツを着せられ、トイレにいることに気づきます。

映画の序盤、ダリルがヘレンを襲った事件の再現です。

ピーターは殺した警官と入れ替わり、モナハンを待ち構えていました。

撃たれたモナハンを見たヘレンはトイレの便座から足をずらし首吊りの状態になります。

ヘレンに自分から飛び降りて死なれたのではダリルの模倣にはなりません。

完全なコピーを目指すピーターは慌ててヘレンを解放します。

自由になったヘレンは割れた鏡の破片でピーターの太ももを刺し、掃除用具のスプレーをかけて屋上に逃げます。

追いかけてきたピーターは「屋外恐怖症を治してやった」と得意げに言いますがヘレンは大笑いします。

笑いの意味がわからず動揺しているピーターを、防弾ベストに守られて生きていたモナハンが後ろから撃ちます。

肩を撃ち、銃を落としたモナハンですが、それだけではルーベンの二の舞になると思いピーターに向かって連射します。

ピーターは死に、事件は解決しました。

しかし、刑務所ではダリルが別の弟子コンラッドに手紙を書いていました。

ダリルがヘレン、モナハンと話した時はピーターが事件を計画したような口ぶりでしたが、ダリルの計画だったのです。

ダリルはコンラッドに、ピーターのような失敗はするな、と諌めて封をしたところでエンディングとなります。

『コピーキャット』の感想

 

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ポスタービジュアルだったシガニー・ウィーバーの宙吊り姿がインパクト大!

これまで未視聴でしたが、あのビジュアルは公開時から覚えてましたね~(笑)。

シガニー・ウィーバーが若い!きれい!

「強くてかっこいい女性」のイメージが強いので、襲われたトラウマで広場恐怖症(屋外恐怖症)、パニック障害になってしまうという設定が新鮮な感じがしました。

でも、やはり知的で強いには違いないですね。

殺人犯は気持ち悪いですが、女性二人が難局を乗り越えて、しかも同じ轍を踏まずに勝利するのはスカッとします。

とはいえ、ラスボスが残ったままなんですが^^;

ハリー・コニック・ジュニアがまたいい具合に狂っていて、こんなふうに演じられる俳優なんだ~、とびっくりでした。

前歯を欠けたように見せているのも、下品な感じを演出するのに効果的ですね。

登場する女性二人、ヘレンとモナハンは知的で強いのに対し、男性陣が気色悪い犯人と彼が崇める変態、警察も男性は頼りにならず…と女尊男卑(は言い過ぎだけど)な感じが印象的でした。

正直、すごーく面白いわけではないけれど、飽きずに見られました。

そして、90年代のファッションや空気を感じられたのはよかったです(^^)

お若い方々には新鮮だろうし、私のように当時を知る年代には懐かしく感じられます。

総じて、見てよかった!かな?

まとめ

・『コピーキャット』の犯人はピーター・フォーリー、黒幕はダリル・カラム。

・ラストはヘレン、モナハンが犯人を倒して勝利。黒幕はバレないまま。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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