映画『ハスラーズ』を見ました!
とても見応えのある作品で面白かったのですが、元ネタや実話の事件が気になりますよね!
今回はその元ネタと、映画の感想をネタバレありで書いています。
映画未視聴の方はご注意下さいね!
『ハスラーズ』の作品情報
【原題】Hustlers
【劇場公開日】2020年2月7日
【製作年】2019年
【製作国】アメリカ
【配給】REGENTS
【監督】ローリーン・スカファリア
【キャスト】コンスタンス・ウー、ジェニファー・ロペス、ジュリア・スタイルズ、キキ・パーマー、リリ・ラインハート、他
あらすじ
年老いた祖母を養うためストリップクラブで働き始めたデスティニーは、そこでひときわ輝くストリッパーのラモーナと出会う。ストリッパーとしての稼ぎ方を学び、ようやく安定した生活が送れるようになってきたデスティニーだったが、2008年に起こったリーマンショックによって経済は冷え込み、不況の波はストリップクラブで働く彼女たちにも押し寄せる。いくら働いても自分たちの生活は向上しない一方、経済危機を起こした張本人であるウォール街のエリートたちの裕福な暮らしは変わらず、その現実に不満を募らせたラモーナが、デスティニーやクラブの仲間を誘い、ウォール街の裕福なクライアントから大金をだましとる計画を企てる。
引用元:映画.com
ハスラーズの元ネタは?
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映画の冒頭「実話に基づく物語」と紹介があります。
原作があったら読みたいな、と思いましたが本ではありませんでした。
元となったのは雑誌ニューヨーク・マガジンに掲載された「The Hustlers at Scores」という記事です。
英語ですがリンクを貼っておきますね。
(別窓で開きます)↓
The Hustlers at Scores
私はそのまま読めるほど英語がわかりませんのでGoogle先生に翻訳を頼んで読みました^^;
「実話に基づく」ということなので、記事はきっと詐欺を働いたストリッパーたちがいた、という事件の紹介程度なのかと思ったら違いました。
ちゃんとラモーナやディスティニーのモデルとなった人物がいてきちんと取材されたものでした。
映画でも記者が彼らにインタビューしていましたね。
本当に映画のように取材していたようです。
事件の内容も映画は結構忠実に描いていたようです。
細かな描写などは違うところがあるかとは思いますが、事件の内容自体はわりとそのままな印象でした。
違ったのは、ディスティニーが中国系ではなく、カンボジアからの移民だったこと。
これはもしかしたら映画化するにあたってキャストで中国系となったのかもしれません。
気になったのは、映画で強烈なインパクトのあったラモーナが実際どんな人物だったかです。
調べてみたらある意味映画より強烈!
紹介しますね。
ラモーナのモデル、サマンサ・バルバッシュ
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ラモーナのモデルとなったのは、サマンサ・バルバッシュ(Samantha Barbash)です。
彼女のインスタグラムを見ると、キム・カーダシアンもびっくりなセクシーな衣装(下着?)ばかりです。
とにかく肌の露出が多いので、載せられるのが上の写真くらいでした^^;
他の画像が見たい方はインスタグラムに飛んで見てみて下さい。
ジェニファー・ロペスと違って人工的な顔と体だなぁ、と思ったら美容整形を提供するスパを経営しているようです。
きっと自分自身が広告塔なんですね。
映画がヒットして、彼女もさぞ注目されて潤っただろうと思いましたが、意外にも映画の公開には反対だったようです。
どうやら映画の権利について揉めたようですね。
サマンサに支払われる金額についても納得いかなったようで。
ジェニファー・ロペスが映画のために彼女に会うこともなかったらしく、それも不満だったよう。
もしかしたら映画の人物像とはかけ離れていたのかもしれませんね。
でも、すごく強い意思を感じるところは映画のラモーナに通じるものがあります。
あまりに強烈なので、しばらくサマンサを追いかけてしまいそうです^^;
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!