突然ですが、週チャンの『ビースターズ』を毎週楽しみにしています。
「肉食」「草食」についてまだ消化しきれてはいないのですが…^^;
そんな中『ズートピア』って『ビースターズ』と似てるの?とふと気になりました。
パクリ疑惑もあるようなので余計に気になります。
それから動物つながりで『けものフレンズ』も取り上げられているようなので、調べてみました!
『ズートピア』の作品情報
【原題】Zootopia
【劇場公開日】2016年4月23日
【製作年】2016年
【製作国】アメリカ
【配給】ディズニー
【監督】バイロン・ハワード、リッチ・ムーア
【キャスト】(声の出演)ジニファー・グッドウィン、ジェイソン・ベイトマン、イドリス・エルバ、ネイト・トレンス、J・K・シモンズ、他。
あらすじ
どんな動物も快適な暮らしができる環境が整えられた世界。各々の動物たちには決められた役割があり、農場でニンジン作りに従事するのがウサギの務めだったが、ウサギの女の子ジュディは、サイやゾウ、カバといった大きくて強い動物だけがなれる警察官に憧れていた。警察学校をトップの成績で卒業し、史上初のウサギの警察官として希望に胸を膨らませて大都会ズートピアにやってきたジュディだったが、スイギュウの署長ボゴは、そんなジュディの能力を認めてくれない。なんとかして認められようと奮闘するジュディは、キツネの詐欺師ニックと出会い、ひょんなことからニックとともにカワウソの行方不明事件を追うことになるのだが……。
引用元:映画.com
『ズートピア』は人間社会の縮図?
『ズートピア』は動物の世界を擬人化したものですが、単に可愛いだけの映画ではないのですよね。
「深い」「人種差別を描いてる」「考えさせられる」などの感想があり、子供だけではなく、大人は大人で楽しむことのできる映画になっています。
そういった感想を聞くと、「動物の擬人化」というより「人間社会の縮図なのでは?」と思います。
人間でそれを描くと生々しいし反発されそうなですが、可愛い動物の姿を借りて描けば抵抗は少なくなります。
そんな『ズートピア』と似ていると言われるのが漫画『ビースターズ』です。
『ビースターズ』は『ズートピア』のパクリ?
『ビースターズ』は週刊少年チャンピオンに連載されている板垣 巴留による漫画です。
全寮制の高校に通う学園モノですが、その生徒たちは人間ではなく動物。
肉食獣も草食獣も同じ高校に通っていますが、表面上は平和。
でもそこには本能を抑えるために歪みも生じています。
動物を擬人化すると可愛くなりそうなものですが、むしろ肉食と草食とが頑張っても相容れない部分があったり、でもその垣根を超えて友情を育んだりと「これって人間と同じだなぁ」と思わせる深みがあります。
そういった描き方のせいか「ズートピアのパクリでは?」と思う人もいるようです。
実際どうなのでしょう。
『ビースターズ』の前に同様の設定で短期連載された『ビーストコンプレックス』は2016年14号~17号で、14号の発売日は2016年3月3日です。
その人気を得て本格的に『ビースターズ』の連載が始まったのは2016年41号からで、41号の発売は2016年9月8日です。
一方、『ズートピア』の日本公開日は2016年4月23日で『ビースターズ』の連載開始よりは早いのですが、『ビーストコンプレックス』よりは後です。
『ズートピア』のアメリカ公開は2016年3月4日なので『ビーストコンプレックス』より早いとはいえその差は一日です。
公開の日にちを見る限り、パクリとは言えないと思います。
内容が「動物の擬人化」という点は同じですがストーリーは違います。
両作とも人気のある作品なので取り上げられやすいのかもしれませんね。
それだけ2作とも良い作品だということだと思います。
『ズートピア』と『けものフレンズ』は似てる?
私はテレビアニメは子供が見ている「ドラえもん」「妖怪ウォッチ」くらいしか知らないのですが、『ズートピア』と対象的だと引き合いに出されるのが『けものフレンズ』だそうですね。
気になったので調べてみました。
『ズートピア』は動物が人間のように生き、住んでいるのは発達した都市です。
前述のように人間社会をある種皮肉ったような内容です。
『けものフレンズ』は対象的に人間を動物のように描き、動物が持つ習性をそれぞれが持っています。
動物の擬人化というのは『ズートピア』や『ビースターズ』でなくても、キャラクターとして使われることはありますが、人間が動物として描かれるって面白いですね!
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まとめ
・『ズートピア』と『ビースターズ』で似ているところはあってもパクリではない。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!