怪盗グルーのミニオン危機一発の感想とあらすじ！ラスト結末をネタバレ

『怪盗グルーのミニオン危機一発』はイルミネーション制作2013年公開の怪盗グルー・シリーズ第二弾作品です。

この作品からタイトルに「ミニオン」が入るようになりました。

本作の感想とあらすじをラスト結末までネタバレありで書いています。

未視聴の方はご注意下さいね。

『怪盗グルーのミニオン危機一発』のあらすじ

かつては世紀の大泥棒になろうと悪事をはたらいていたグルー。

孤児院で暮らしていた三姉妹を引き取ってからは泥棒稼業から足を洗い、今ではすっかりマイホームパパです。

悪党をやめてミニオンズとゼリーの製造をして暮らしています。

そんな折、世界各地で強盗事件が起こり、北極圏にある極秘研究所も盗まれてしまいました。

AVL(反悪党同盟)はその強盗の犯人を捕まえようとグルーに協力を要請します。

グルーはAVLの女性捜査官ルーシーとコンビを組み、薬があると見込まれているパラダイスモールにケーキ屋として潜入。

一方、たくさんいるミニオンズのうち何人かが何者かに連れ去られてしまうも誰も気づかず…。

『怪盗グルーのミニオン危機一発』の感想とネタバレ

前作「怪盗グルーの月泥棒」が面白かったので、また子供と一緒に日本語吹き替え版を見ました。

そして、予想以上に面白かった！

グルーがすっかりマイホームパパになって、三女アグネスの誕生パーティを開いた時は、来られなくなった妖精出張サービスの代わりに自ら妖精の格好をするところなんて、健気で可愛い！

長女のマーゴに対しても父性炸裂！

マーゴが年頃になって、パラダイスモールのピザレストラン店主エドアルド(実は悪者のエル・マッチョ)の息子、アントニオに恋してしまう。

アントニオは子供ながらにキザでチャラ男。はっきり言って気持ち悪い。マーゴ趣味悪すぎ。

でもアントニオはプレイボーイぶりを発揮してマーゴはまんまと恋してしまい、グルーはその恋路を邪魔しようとする。

なんかこのグルーとマーゴのやりとりは養女、養父と思えないほど「ウザイ親父とそれをイヤがる思春期の女の子」な感じですごくいい！

マーゴはイヤだっただろうけど。

でも、アントニオはマーゴを誘惑しておきながらあっさり他の子をナンパし始めてマーゴは失恋。

グルーは自分も邪魔しようとしたくせに、マーゴが落ち込んでいるのを見るとアントニオに腹を立てて、武器で氷漬けにしてしまう。

お父さんって複雑ですね。

それから、新キャラの女性捜査官ルーシーの個性もよかった。

登場はグルーの敵なの!?って一瞬思うんだけどそうではなくてコンビを組んで大活躍。

徐々にグルーと親しくなっていき、グルーがお見合いで嫌味な女性と食事しているところに出くわすと、お見合い相手の意地悪な感じに腹を立ててその女性を気絶させてしまう。

ここはなかなか痛快です。

だって、グルーは女性に対してトラウマがあって、お見合いだってカツラまでつけて頑張ってたのに、相手にけなされてたもの。

気絶した女性を二人で抱えながら、グルーはルーシーに褒められて舞い上がるシーンもいい！

恋の予感にウキウキになったグルーは街中を踊り歩き、道行く人にハイタッチ。

今までモテなかったけど、俺褒められたぞ！みたいな感じで恋に舞い上がるのがなんともいじらしいです。

そのグルーが恋するルーシーの声を歌手の中島美嘉さんが担当しています。

「なんか聞いたことがあるような声だけど誰だろう」と思いながら見ていましたが、中島美嘉さんだとはわからなかった！

個性のある話し方なので、役に合ってるかどうかは評価が分かれそうだけど、私は好きです。

ルーシーが、自分がグルーに惹かれてることに気づくシーンもいいんです。

飛行機の中で食事を配られる時「肉か魚か」みたいに聞かれますよね？

「私グルーにします」って答えてしまい、私グルーのこと好きだったんだ！みたいな。

改めて「私グルーにします！」って飛行機中に宣言して、飛行中の飛行機の窓を開けて飛びだすんだけど、黄色い酸素カップがパカって飛び出す中、同乗している人みんなが「おめでとう！」って見送られる。危ないよ！

ルーシーは無事グルーのもとにたどり着いて、悪者だと判明したエル・マッチョと戦うのだけど、この時敵として出て来るのが凶暴化したミニオンズ。

グルーの家からさらわれたミニオンズが薬で凶暴化されて紫色のお化けみたいになって襲ってきます。

一緒に見ていた子供たちは、この紫のミニオンズを本気で怖がってました。

いや、そこまで怖くないのだけど、いつもが可愛いらしい姿なだけに気持ち悪いのかも。

でも、グルーが悪党をやめて製造していたゼリーが実は伏線で、そのゼリーに解毒剤を混ぜてミニオンズに食べさせることで元の姿に戻します。

子供たち一安心！

『怪盗グルーのミニオン危機一発』のラスト結末

ミニオンズはエルマッチョが開発した薬で狂暴化されて気持ちの悪い生き物に変身してしまいました。

でも残った一人がグルーと協力してエルマッチョと戦い、博士が作った解毒剤で元のミニオンズに戻します。

ミサイルに括りつけられあわやというルーシーはグルーがまさに危機一髪で助けます。

助ける直前、もう機会がないかと思ったグルーはルーシーに気持ちを打ち明けました。

これまで全然モテなかったグルーだけど、ルーシーと147回デートして、無事結婚式をあげます。

なんだか、非モテ子連れ男子を見守ってきた母親のような気持ちになってしまってジーンとしました。

147回っていう多すぎるデートの回数も可愛らしく感じます。

めでたしめでたし。

ちなみに、タイトルの「危機一発」の「発」は間違いではありません。

グルーに髪の毛がないから「危機一髪」が「危機一発」なの？

誰か教えて～！

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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