映画『ベイビー・ドライバー』のラストでなぜドクがあのような結末に至ったのか、すごく気になりました。
ドクの過去に何があったのでしょうか。
ネタバレを含みますので、映画をご覧になっていない方はご注意下さいね。
ドクはなぜラストでベイビーを助けた?
ドクは犯罪組織のボスで、ベイビーを借金の肩に組織の仕事を手伝わせています。
映画の終盤、そのドクが、体を張ってベイビーを助けます。
すごく不思議です。
なぜなら、ドクは一度はベイビーに「これで最後だ」といってベイビーを犯罪グループから解放したのに、また無理やり引きずり込んだのです。
そして、ベイビーが助けを求めた時も一度は断っています。
それなのに、ベイビーとデボラが追われた時は敵をやっつけて彼らを守ります。
しかも、自分は敵に撃たれてたおれてしまいます。
敵から襲撃されることは承知の上で助けているのです。
ドクはなぜ、自分を犠牲にしてまで彼らを助けたのでしょうか。
ドクの過去に関係が?
ドクは、ベイビーが助けを求めた上カセットテープを返して欲しいと戻ってきた時、一度断ります。
ですが、ベイビーがデボラを連れているのを見て急に「なんてザマだ」と言い、「テープを持っていけ」と態度を急変させます。
不思議そうな顔をしているベイビーとデボラを連れてエレベーターに乗り、
「この状況下で逃げ切るのは難しいな。
だがお前はドライバーだ。
あと25年は走り続けられる。
これで国境を越えるんだ。
お互いを信じて前に進め。
昔を思い出した。」
と言います。
どういう意味なのでしょう。
ヒントは「ゲッタウェイ」
映画『ゲッタウェイ』をご覧になった方はピンときたのではないでしょうか。
『ゲッタウェイ』は、銀行強盗を働いた夫婦の話です。
そして、主人公の名前はドク。
ケビン・スペイシー演じるドクと同じです。
『ゲッタウェイ』のドクは、一度は妻に裏切られるものの逃亡中に絆を深め、最後2人手引をしてくれたおじさんに助けられてメキシコの国境を越えて逃げ切ります。
個人的な憶測ですが『ベイビードライバー』のドクは『ゲッタウェイ』のドクの25年後という意味なのではないでしょうか。
『ベイビードライバー』のベイビーは逃がし屋ドライバー、つまり「ゲッタウェイ・ドライバー」です。
ドクは過去に男性に手引されて逃げ切ったことを思い出し、今度は自分が同じように若い2人を逃してあげよう、と思ったのではないでしょうか。
ちなみに『ゲッタウェイ』ではドクが妻のキャロルに頼んで犯罪組織のボス取引させて仮出所となります。
ベイビードライバーではそのような取引をするシーンはありませんが、やはり仮出所になるとデボラが待っています。
『ゲッタウェイ』のオマージュなのかな、と思わせるシーンです。
まとめ
・ドクがベイビーとデボラを助けたのは彼の過去に関係がある?
・『ゲッタウェイ』の主人公が『ベイビードライバー』のドクかもしれない。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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