ワンダーウーマンの武器の1つである投げ縄には嘘発見器との関係があるとか。
原作者のマーストンもかなり興味深い人物なので、つながりを紹介したいと思います!
目次
ワンダーウーマンの魔法の投げ縄
ワンダーウーマンは剣や盾、透明飛行機、銀の腕輪などの武器や防具を持っていますが、もう1つ特徴的なのは「魔法の投げ縄」です。
ただ悪党を縛り上げるだけでなく、縄にかかった人は「意思に関係なく真実を話す」のです。
なんとも興味深いアイテムですね!
ただ、なんとなくこのアイテムだけが武器でも防具でもない魔法のアイテムなのが気になります。
それは、原作者ウィリアム・モールトン・マーストンと関係があります。
マーストンは嘘発見器を発明
ワンダーウーマンの原作者ウィリアム・モールトン・マーストンは嘘発見器の発明者でもあります。
そう聞くと、ワンダーウーマンの投げ縄が「真実を話させる魔法の投げ縄」であるのも納得できますね!
この原作者のマーストンは、色々と興味深い人物なので、どんな人なのか紹介しますね。
『ワンダーウーマン』の原作者ウィリアム・モールトン・マーストン
マーストンは精神科医でした。
それなのに、なぜ漫画の原作を書いたのかというと、マーストンは「漫画に教育効果がある」ということを科学雑誌に書きました。
そのため出版社から漫画の原作を書く依頼がきたのです。
すると、マーストンの妻リザベス・ハロウェイが「女性をヒーローに漫画を描いて」と言ったそうです。
そして『ワンダーウーマン』が誕生します。
…というだけならそこまで興味深くはないのですが、『ワンダーウーマン』のモデルとなった女性やその女性とマーストンとの関係が驚きです。
ワンダーウーマンのモデル
写真は当時の運動の様子
ワンダーウーマンのモデルとなったのは、オリーヴ・バーンという女性です。
女性の避妊運動の運動家、マーガレット・サンガーの妹の娘なんです。
マーガレット・サンガーの妹、つまりオリーヴ・バーンの母も運動をしていました。
その運動というのは、自分を鎖で縛ったり口枷をつけたりして、自由にならない自分たちを表現していました。
マーガレット・サンガー姉妹は避妊を教えてたということで、わいせつ罪で何度も逮捕されたそうです。
ワンダーウーマンはコミックの中で鎖に縛られてピンチになりますが、毎回その鎖を引きちぎって敵をやっつけます。
その話を聞いて、引きちぎれるのに縛られるなんておかしいな、と思っていたのですが、「鎖を引きちぎる」というのは、当時の女性の解放を表していたんですね。
マーストンの秘密の結婚
オリーヴ・バーンはマーストンの助手でしたが、両腕に鉄の腕輪をしていました。
ワンダーウーマンと同じですね!
この腕輪は、結婚指輪の代わりでした。
どういうことかというと、マーストンと秘密の結婚をしていたのです。
結婚といっても、一夫多妻の国ではないのでいわゆる愛人ということでしょうか。
でもすごいのは、マーストン夫妻とオリーヴ・バーンは3人で同居していたのです(゜o゜;
しかも、マーストンは妻ともオリーヴ・バーンとの間にも子供が二人ずついるんです。
オリーヴ・バーンとの関係は妻には内緒だったようですが、本当に?と思ってしまいます。
すごい話、映画みたいだなぁ、と思ったら本当に映画になるそうです^^;
『マーストン教授(Professor Marston & The Wonder Women)』だそうですよ。
まとめ
・ワンダーウーマンの「魔法の投げ縄」は縛られると意思と関係なく真実を話してしまう。
・原作者ウィリアム・モールトン・マーストンは、精神科医で嘘発見器の発明者。
かなり特異な人生を送っていた。
映画『マーストン教授(Professor Marston & The Wonder Women)』は2017年公開ですが、日本ではきっと来年でしょうね。
そちらも楽しみです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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