映画「シェフ三ツ星フードトラック始めました」見ました。いやーこの映画かなり作りこまれてます。めちゃめちゃ面白い。
主人公であるカールの変化した生き方には感銘を受けました。親子のきずなやいい友達を持つことの素晴らしさを再認識させてくれる映画。
今回は基本的なところから、深いところ、この映画は実話なのかを書いていきます!
目次
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』は実話?
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』はどんな映画?
原題:CHEF
劇場公開日:2015年2月28日(日本)
製作年:2014年
製作国:アメリカ
製作会社:Fairview Entertainment
Aldamisa Entertainment
監督:ジョン・ファヴロー
キャスト:ジョン・ファヴロー、ソフィア・ベルガラ、ジョン・レグイザモ、スカーレット・ヨハンソン、他
あらすじ
主人公であるカール・キャスパーはロサンゼルスのフランス料理店で料理長を務めています。彼は若いころから料理の才能に溢れていて、とても忙しい日々を送っていました。
カールが料理に打ち込むばかりで、彼の息子であるパーシーにかまってあげられずに、二人はどんどんすれ違ってしまいます。
まだパーシーは10歳なので、父親の存在はとても大きく、寂しさを感じていました。
そんな中、カールは超一流グルメ評論家とひょんなことからTwitterでバトルになり炎上してしまいました。大炎上したのでカールは辞職に追い込まれます。。
そして仕事を失ったカールはフードトラックを借りて、彼の最愛の息子であるパールと親友の3人でいろいろなところを走り回り、素敵な料理を届けます。
その道中で本当に大事なものはなにかを見つけます。
実話に基づいた物語
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この映画が実話かというと最初から最後まで実話ってわけじゃなさそうです。
一流のホテルを辞め、アメリカでフードトラックブームを生み出した、いわゆるフードトラックの創設者のロイ・チョイさんがモデルとなり、実話をインスパイアした作品です。
このロイ・チョイさん最初は、あの有名なヒルトンホテルで料理長を務めていたすごい人なのです!
それから、4つ星と5つ星の料理経験を経て、ヴェネツィアでフードトラックを創設しました。
彼のフードトラックでだした料理はメキシコ料理と韓国料理を融合させた料理なので、あながち実話と相違ないですね!
実話に、Twitter炎上や人間関係を盛り込んだのがこの作品『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』ということですね!
ほぼ実話といってもいいような気がします(笑)
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』のモデル、ロイ・チョイについて
ロイ・チョイのプロフィール
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出身:ソウル、韓国
生年月日:1970年2月24日生まれ
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』のモデル、ロイ・チョイは「派手ではない食べ物」という基本理念で有名なシェフで、グルメフードトラックの創設者の一人です。
韓国のソウルに生まれましたが、家族でアメリカに移住します。
チョイが10代の前半は悪い仲間とつるんで麻薬にも手を出したりと荒れた生活でした。
15歳の時に両親は陸軍士官学校に彼を入れますが、この経験がよかったとチョイは振り返っています。
紆余曲折あったようですが、24歳の時にテレビでエメリル・ラガスの料理ショーに魅せられ料理の道に入ります。
2001年にヒルトンホテルで働き始め、2007年には料理長になりました。
その後のフードトラックを始めたことは『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』で知られる通りです。
Netflixでは『シェフのテーブル』に出演し、映画の監督・主演のジョン・ファヴローと『ザ・シェフ・ショー 〜だから料理は楽しい!〜』で再びタッグを組んでいます。
今では世界的に有名なシェフとなりましたね!
ロイ・チョイの映画作品への関わり
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ロイ・チョイは『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』に大きく関わっています。
彼は、主人公であるジョンに料理指導をしたり、作品の共同作業をしたりと需要な役割を果たしていました。
実際に、作中に出てくるサンドイッチの作り方を細かく教えたらしいです。
ロイいわく、ジョンはすでに見せかけの腕ではなく本物の料理人に近いくらいの腕前まで上がったそうです。
そこはさすが名監督ですよね。器用でなんでもできちゃうのがうらやましいです。ロイさんの教え方が上手かったっていうのもあるかもしれませんが!
ロイは、映画の貢献とか小難しいことは考えずに自分らしくやれたと言っています。
そのおかげで、ロイとジョンは互いに自然な関係を築けたとのこと。
ジョンと話している中で映画製作と料理人、職業は違うが、共通点がたくさんありいい関係性を築けたそうです。
いやーかっこいいですね。プロとプロ同士だと会話のレベルも桁違いにハイレベルなんですね!僕も一度でいいのでこのようなセリフ言ってみたいです(笑)
アメリカのグルメトラック・ブームについて
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ロイ・チョイはこの記事中で何回も書きましたたが、グルメフードトラックの火付け役です。
彼は2008年に、韓国の焼き肉をメキシコ料理であるトルティーヤに包んだ料理をフードトラックで販売しました。
これがSNSで拡散され、世界中で話題になりました。
彼のフードトラック「Kogi」が、いまや大人気のフードトラックの火付け役となったのです。
東京のオフィス街でもいろいろな種類のフードトラックを見かけますよね!
最近だと、コロナウイルスで経営が難しくなったレストランがフードトラック始めだしたそうですよ。
確かに、店内で食べるのは3密が気になりますよね~。
今年4月は、前月に比べて開業相談が2倍も増えたそうです。これからいたるところでフードトラック見かけるようになるかもしれませんね!
フードトラックだと外で食べるので、安心して食べられますね!
まとめ
この映画は見ていておなかが空く映画です。(笑)
見た後は、メキシコ料理が食べたくなると思います。
感動から笑いまであって誰かと一緒にみたくなる映画です。
僕自身、旅行が好きなんですが、料理×旅行って最高にかっこいいなと感じさせられる映画でした。
料理だけでなく様々な人間関係や絆の素晴らしさを改めて気づかされる映画なので、ぜひ見てみてほしいです!
料理の場面が多くおなかが空きますが、いろいろな要素も含まれているのである意味おなかいっぱいになる映画です!