映画チワワちゃんの犯人とネタバレ!原作と映画との違いについて

チワワちゃん

映画『チワワちゃん』には原作があります。
その原作の紹介と、気になる犯人や映画との違いについて紹介しますね!

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『チワワちゃん』の作品情報

【劇場公開日】2019年1月18日
【製作年】2019年
【製作国】日本
【配給】KADOKAWA
【監督】二宮健

あらすじ

東京で若さを謳歌する男女グループのマスコット的存在だった“チワワちゃん”が、ある日バラバラ遺体となって東京湾で発見される。残された仲間たちが集まってチワワとの思い出を語るが、判明したのは誰もがチワワの本名も、境遇も、本性も知らないまま一緒にバカ騒ぎしたり、恋愛したり、セックスしたりしていたということだった。
引用元:映画.com

チワワちゃんを殺した犯人は?

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ここからはネタバレになりますので、ご注意下さいね。

 

映画のキービジュアルにある通り
「チワワちゃんが殺された」ところから物語は始まります。

そこで、チワワちゃんと交流のあった人たちが集まり彼女を悼みます。

 

気になるのは、彼女を殺したのは誰なのか、ですよね?

 

原作では結局、最後まで犯人はわかりません。

映画ではもしかしてちゃんと犯人がわかるのかな?と思いましたが

映画でも犯人は明かされませんでした!

 

そもそも犯人探しをするストーリーではないのです。

死んだチワワちゃんをそれぞれ思い出しながら「こうだったよね」と語り合うのですが、人によって印象が違ったり死んでから意外な一面を知ることになったりするのです。

 

そういう意味では犯人探しを期待して映画を見ると「なぁんだ」となるかもしれません。

原作は岡崎京子の同名漫画

原作は岡崎京子の同名漫画『チワワちゃん』です。

 

1994年に発表された作品で34ページの短編ですが、30年以上たった今読んでも古さを感じさせません。
短編でも読み応えがあり、何度も読み返したくなるのはやはり岡崎京子だなぁ、と思います。

『チワワちゃん』というタイトルの短編集の1つとして読むことができます。

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電子書籍ではリーズナブルに読むことができます。

読みたい時にすぐにダウンロードできますし、おすすめです。

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原作と映画の違い

ストーリーも登場人物も原作と映画は基本的には同じです。

それでも違いは結構あるので書いていきますね。

映画の主役はミキ

映画の主演は門脇麦でミキを演じています。

「主役」はタイトルにあるチワワちゃんだと思いますが、ストーリーを進める視点はミキとなっています。

原作ではさほど出番が多い役ではありませんでした。

そもそも全編にわたって登場するのはチワワちゃんのみです。

ミキとヨシダの恋愛

原作ではミキが過去にヨシダのことを好きで一度関係を持ったことがある、という設定でした。

映画でもそういう微妙な空気はありますが、原作より重たい雰囲気でヨシダが無理やりミキと関係を持ちます。

ちゃんと登場するシーンのない原作と違って映画ではメインのキャラクターの一人です。

ミキとチワワちゃんの関係

原作ではミキにとって友人の一人ではありましたが良くも悪くも特別思い入れはないように見えました。

でも、映画ではヨシダとの関係からかチワワちゃんに嫉妬しているようなシーンがあります。

SNSを始めようとするチワワちゃんに対して、人気者になると思ったのか「くだらないからやめなよ」と言ったりします。

映画オリジナルの登場人物

原作にはいない人物が2名映画に登場します。

それは、栗山千明演じるライターのユーコと、浅野忠信演じるチワワちゃんの新恋人サカタです。

ユーコはチワワちゃん殺害の事件について取材するライターです。

チワワちゃんが亡くなった現在と、過去のチワワちゃんについて皆が振り返るシーンが行ったり来たりするのでストーリー上の「現在」と「過去」の区別をするための持つキャラクターです。

取材を進めるうちにチワワちゃんの色々な面が見えてくる、という展開ですがユーコ自体の人格はあまり重要ではなくストーリーを進める役割として登場します。

サカタは、チワワちゃんが撮影で知り合うカメラマンです。

チワワちゃんを精神的に追い詰めて表情を引き出そうとする、ちょっとサディスティックな面があります。

原作以外のストーリー

チワワちゃんとサカタが向かいあって愛を確認するようなメルヘンなシーンがあります。

その他とシーンとテイストが全然違いますしつながりもないので、不思議に思う人もいると思います。

これは、原作の『チワワちゃん』に収められている短編の一つ『好き?好き?大好き?』の再現です。

この短編はチワワちゃんとは関係なく全然違う人物たちのお話なので、なぜこのシーンを入れたのか謎です。

原作とイメージが違うキャラクター

村上虹郎演じるナガイは原作にも登場するもののイメージが違います。

ビデオカメラを回しているのは原作と同じですが、チワワちゃんに片思いをしているというのは映画独自の設定です。

映画ではピュアなイメージですが、原作では特にそんな印象はありません。

一時期ナガイのところに転がり込んできたチワワちゃんと関係を持ってしまったり、大事にしていた感じではありませんでした。

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まとめ

・原作は岡崎京子の漫画『チワワちゃん』。
・チワワちゃん殺害の犯人は不明。
・映画には原作にない人物、シーンが登場する。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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