「中二病女子」を描いた『バーバラと心の巨人』ですが、原作を知っていますか?
アメリカ版ポスターがかっこいいので、ポスターについても紹介します!
『バーバラと心の巨人』の作品情報
【原題】I Kill Giants
【劇場公開日】2018年10月12日
【製作年】2017年
【製作国】アメリカ
【配給】REGENTS、パルコ
【監督】クリス・コロンバス
【キャスト】マディソン・ウルフ、イモージェン・プーツ、シドニー・ウェイド、ロリー・ジャクソン、ゾーイ・サルダナ、他。
あらすじ
風変わりな少女バーバラには、やがて襲来する「巨人」を倒すという使命があった。ところが姉カレンやモル先生、初めての友人である転校生ソフィアですら、巨人の存在を全く信じようとしない。そしてついにバーバラの前に巨人が現われ、ある試練をもたらす。
引用元:映画.com
『バーバラと心の巨人』の原作は? ※2018.10.2更新
原作はジョー・ケリーと日系イラストレーターのケン・ニイムラによるグラフィックノベル『I KILL GIANTS』です。
2008-2009年にアメリカで刊行された人気の漫画です。
日本では外務省主催・第5回国際漫画賞で最優秀賞受賞を獲得しています。
日本向けの表紙のほうがかわいい感じですね。
邦訳は2018年8月現在アマゾンや楽天などでは販売されてませんが、映画の公開に合わせて再販されるのでは、と思っています。
再販されました!
といっても、kindleベースでの販売で、紙でのコミックスは10月2日現在amazonで残り数点に。
kindleは紙より大幅に安くなっているので、ご興味ある方はいかがでしょうか(^^)
再販されたら情報を更新しますね!
『バーバラと心の巨人』の原作本についてはこちら。
I KILL GIANTS (IKKI COMIX)
電子書籍はこちらです↓
『I KILL GIANTS』ケン・ニイムラ
ポスターがオリジナルと違いすぎ?
この作品に限ったことではないのですが、邦題もポスターもオリジナルとかなり違うんですよね~。
まずオリジナルタイトルは原作と同じ『I KILL GIANTS』。
そしてポスターはこちら↓
かっこいい!
タイトル通り、巨人に立ち向かうウサ耳少女が描かれています。
対して日本版はこちら↓
かなり違いますね。
「ミニシアター系の映画ってこんな感じよね」という印象。
この違いに関してあれこれ言われているようです。
でも、予告映像を見る限り、個人的には日本版のほうが内容に合っているのでは?と思います。
オリジナルだと、本当に武器を持って巨人と戦うアクション映画かホラー映画のように思えます。
ポスターだけ見て映画を見に行ったら騙された!ってなりそうです。
対して、日本版は「一人の女の子の心の成長」というのが伝わってきます。
いや、どちらがいいというわけではないのです。
単純にかっこよさや好みならオリジナルなのですが、内容に沿うのは日本版じゃないかと。
ただ、タイトルに関しては「心の巨人」の部分はネタバレすぎちゃってどうなかな、とは思います。
追記です。
ケン・ニイムラによる日本向に描き下ろしたオリジナルビジュアルが公開されました!
原作を書いている本人なので絵のテイストがオリジナル漫画と同じなのは当然ですが、日本のポスターに寄せた雰囲気ですね。
でも、おどろおどろしさは残っていて、可愛らしい雰囲気を緩和してオリジナルの雰囲気を取り込んだように感じます。
自分の好みのビジュアルを見つけるのも楽しいですね(^^)
まとめ
・『バーバラと心の巨人』の原作はジョー・ケリーと日系イラストレーターのケン・ニイムラのグラフィックノベル『I KILL GIANTS』。
・ポスターは日本版とオリジナルでかなり違い賛否両論あり。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!