子供と一緒に『ゴジラ対メガロ』を見ました。
すごいですこの映画!他のゴジラ映画とは別のインパクトがありました!
世間では駄作と言われているようですが、私はもう可愛くて仕方ないです!
電子ロボットジェットジャガーやら謎の海底人やらツッコミどころが多い映画ですが、駄作と言われる所以、ポイントが私にとっては愛すべき見どころなので解説します!
そして電子ロボットジェットジャガーですがなぜ巨大化したのか解説します。
目次
『ゴジラ対メガロ』の作品情報
【劇場公開日】1973年3月17日
【製作年】1973年
【製作国】日本
【配給】東宝
【監督】福田純
【キャスト】佐々木勝彦、川瀬裕之、林ゆたか、他
『ゴジラ対メガロ』が駄作と言われるポイント
はじめに書いたように、むちゃくちゃ可愛くて愛すべき映画!
でも、駄作と言う人がいるのはわかりますよ~、『シン・ゴジラ』とか見た後に迫力のあるゴジラ映画を期待して見ると「なんじゃこりゃ!」ですよね(;^_^A
なので駄作と言われてしまうポイントをまとめました。
ツッコミポイントでもあります(笑)。
全体にチープ
上の画像を見ていただければおわかりかと思いますが、子供向けというか未就学児向けのようなビジュアルです。
ゴジラ映画と思えない平和な世界観。
人間と怪獣が一緒に写ることはなく、人間のシーンは屋外で別撮り。
同じ場所にいるはずの怪獣たちはスタジオに集まっています。
もうデパートの屋上でやってる昭和の怪獣ショーのようです。
怪獣とジェットジャガーは巨大なソフビのように見えます。
ゴジラがすごく可愛くて、ジェットジャガーが協力を求めて怪獣島に行くとドボン!と海に飛び込む姿が人間臭く…
可愛い!もう絵本の世界ですね。
いつも恐ろし気に海から登場するゴジラとは全然違い協力に快諾する素直さ。
そして、怪獣たちが戦う場所はおなじみゴジラが踏みつぶしてしまうビル群ではなく何もない荒野。
メガロがダムを壊すあたりはもう少し人間の生活があるところだったんですけどね。
戦いは人に迷惑のかからないところを選んでます。
シートピア王国って?
本作で敵の怪獣を送り込んでくるのがシートピア王国の海底人です。
シートピア王国ってなんぞや、って話なのですがこれが海底に沈んだムー大陸だそう。
じゃあムー大陸でいいじゃないか!と思うのですがダメなのかしら(;^_^A
しかし、海底人はよりによってなぜ日本を攻めてきたのかな、そもそもムー大陸ってあるとしたらどの辺なのかしら、と思って調べてみました。
ムー大陸の西側の端は西之島の辺りなんですね~(本当?)。
ちなみに、怪獣を送り込んできた理由ですが、核実験によってシートピア王国が壊滅の危機にあるから、らしいです。
それはすみません…。
謎の海底人
シートピア王国の海底人たちのビジュアルが強烈でした!
ムー大陸を意識したのかわかりませんが、このファッション!
古代っぽいというか神話に出てきそうだし夢にでも出てきそう。
製作時の70年代という時代も影響しているのかもしれませんが、いずれにしてもインパクト大!
透け透け美女軍団
男性に続き女性の衣装もすごいです。
画像は神殿ようのな場所に集まり謎に踊る美女たちなのですが、アンナ・カリーナも驚きの下着にレインコート(?)という出で立ち。
美女たちの役目もよくわかりませんが、よろこび組的な人たちなのでしょうか。
ゴジラのドロップキック
ゴジラ先生のドロップキックが炸裂したあァァ~~~ッッッ!!! どういう原理で動いてんのかは知らん pic.twitter.com/2ITwFLZEDH
— ラリアット (@rariatoo) May 28, 2015
怪獣たちが戦う様子はまるでプロレスですが、中でもドロップキックを決めるゴジラは注目です!
これ、一体どうやってしっぽで進んでいるのでしょうか。
色々謎ですがとりあえず攻撃には成功してます。
ゴジラとジェットジャガーが握手!
他のゴジラ映画では見られないであろう、タッグを組んだ二人(?)の握手!
なんだか子供が頑張って戦ってるみたいで応援したくなっちゃうんですよね。
主題歌が昭和歌謡
この画像の「ゴジラ・ソングブック」っていいですね(笑)。
主題歌は『ゴジラとジェットジャガーでパンチ・パンチ・パンチ』です。
ゴジラ映画の主題歌というか昭和歌謡なのが他のゴジラ映画とかけ離れています。
ちなみに歌っているのは「およげたいやきくん」の子門真人です。
なんとも平和な気分になれるのでこちらから試聴してみて下さい。
『ゴジラとジェットジャガーでパンチ・パンチ・パンチ』を試聴
ジェットジャガーが巨大化した理由
ジェットジャガーは電子工学者伊吹吾郎が製作したロボットです。
元々人間と同じサイズのジェットジャガーですが、製作者の意図と関係なく突如巨大化します。
どういうメカニズムなのかもわからないし、混乱しますよね(;^_^A
映画では伊吹五郎が「ジェットジャガーの良心だ」と言っています。
つまり地上にいるものたちを守るため、正義の心が芽生えメガロと戦うために巨大化した、ということのようです。
だったらメガロを踏みつぶせるくらい巨大化すればいいのに、と思ってしまうのは大人の考えなのでしょうか。
メガロを倒しガイガンも逃げて平和を撮り戻すと、役目を終えたジェットジャガーはまたもとの大きさに戻ります。
『ゴジラ対メガロ』が好きな人におすすめの映画
ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃
『ゴジラ対メガロ』と共にゴジラ映画の駄作と言われているのが『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』です。
子供向けで低予算で作っているのは同じ。
「オール怪獣大進撃」というタイトルの通り怪獣が9体登場します。
懐かしさを感じる昭和の怪獣映画を見たい方におすすめです!
ゴジラ S.P <シンギュラポイント>
2021年に放送されたアニメですが、ジェットジャガーが登場しますよ!
2030年千葉県が舞台です。
不思議な現象が起こり、二人の若者が世界を巻き込む戦いへと挑みます。
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かにゴールキーパー
画像からもくだらなさが伝わってくるかと思うのですが、川崎実監督の動物シリーズ、B級映画です。
浜辺に打ち上げられて人間に助けてもらったかにが次第に言葉を覚えます。
売り飛ばされそうになり都会に逃げたかにが横歩きを見込まれてサッカーチームのゴールキーパーとなり…。
真面目に見てはいけません。
でも『ゴジラ対メガロ』がお好きなあなたなら大丈夫!
途中人間とのロマンスもあり、かにが可愛いですよ~^^
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!