ビリオネアボーイズクラブは実話!キャストと海外の評価・評判を紹介

ビリオネア・ボーイズ・クラブ
映画『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』では華やかな社交クラブながら詐欺事件を描いていますが実話とのこと。
今回は実際の事件について、また映画情報やキャスト海外での評価・評判も紹介します!

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『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』の作品情報

【原題】Billionaire Boys Club
【劇場公開日】2018年11月10日
【製作年】2018年
【製作国】アメリカ
【配給】プレシディオ
【監督】ジェームズ・コックス

あらすじ

1983年、高校の同級生だった金融の専門家ジョー(エルゴート)とプロテニス選手のディーン(エガートン)は、上流階級が集う商談の場で偶然再会。2人は、ビバリーヒルズ屈指の富裕層である友人たちを口説き落とし、1万ドルの融資を元手にした投資グループ「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」を立ち上げる。やがてカリスマ性と野心を持ったジョーが成り上がりのために、少しずつ詐欺を重ねた結果、グループは上流階級の仲間入りを果たし、次第に「BBC」と呼ばれるようになっていった。

ウォール街でも名を馳せた敏腕トレーダー・ロン(スペイシー)からも融資金をだまし取り、2億5000万ドルの取引をするまでに成長をとげた「BBC」。稼いでは遊びまくるパーティ三昧の日々――クラブハウスで芸術家の助手として働くシドニー(ロバーツ)と恋に落ち、順風満帆の日々を送っていたジョーだったが、事態は急変。ある人物の裏切りによって「BBC」の口座が“ゼロ”になってしまう。
引用元:映画.com

実在したビリオネア・ボーイズ・クラブとは

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映画『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』は実話です。
ここからは、実話を語るので映画のネタバレとなる部分があると思います。
知りたくない方はご注意下さいね。

 

「ビリオネア・ボーイズ・クラブ(BBC)」とはジョー・ハントが設立した社交クラブで「ボンベイ・バイシクル・クラブ」というジョーが通ったレストランから取った頭文字だったそうです。

きっとはじめは洒落だったのでしょうね。
メンバーは裕福な家庭の少年たちだったために「ビリオネア・ボーイズ・クラブ(BBC)」とジョーク混じりに呼ばれるようになったそうです。

 

ジョーとその仲間たちは投資詐欺をはたらくようになります。
投資家たちから騙し取った金はBBCメンバーたちが豪遊するのに使われたようです。
お金持ちの子供たちだったのにしょうもないですね(-_-;)

 

それだけならただの投資詐欺事件として終わったと思いますが、資金不足に陥った結果2件の殺人事件へと発展してしまいます。

 

なんだかドロドロしてきましたね^^;
その後の裁判もドロドロです。

 

ジョーは一貫して裁判で戦い、しかも自身が弁護人となり死刑を免れます。
なんと、カリフォルニアでは死刑裁判事件で自分が弁護人となって死刑を免れた唯一の事例だそうですよ。

その知恵をまともな方法に活かしていれば、詐欺なんかしなくても十分稼げたのでは、と思ってしまいます。

 

結局ジョーは2件の殺人事件のうち1件に関して仮釈放の可能性のない終身刑を言い渡されました。

 

ハントの親友ディーン・カーニーは観念したのか検察側の証人に転じて免責を求めたそうです。
ジョーと対象的ですね。

 

クラブ保安監督のジム・ピットマンも驚きの展開を見せます。
課せられた保釈金を払えず1件の殺害容疑で収監されました。

 

しかしその容疑で有罪判決を下せないと判断した検察が告発を却下しました。
それで裁判は終わったのですが、のちにピットマンはテレビに出演し、自分が銃で殺害したと告白しました。

 

では結局収監されたのでは?と思いますよね。
しかし「二重の危険(日本で言う一事不再理)」に相当するためその心配はない、と公言したそうです。
クズですね…。

 

でもピットマンは1997年に腎不全で44歳で亡くなったそうです。
若くして亡くなりましたが同情できませんね。

 

他に、クラブのメンバーだったアーベン・ドスティ、レザ・エスラミニアが仮釈放のない終身刑を言い渡されたそうです。

 

裕福な家庭に生まれても犯罪人として一生を終える人たちをこんなに排出してしまったのが「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」だなんて皮肉です。

『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』のキャスト

アンセル・エルゴート / ジョー・ハント

 

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本作の主役となるジョー・ハントを演じるのはアンセル・エルゴートです。
2017年の『ベイビー・ドライバー』で主演し映画は大ヒットしました。

 

アメリカ、ニューヨーク市出身。1994年3月14日、写真家の父親とオペラの舞台演出家・プロデューサーの母親の元に生まれます。

2013年、キンバリー・ピアース監督の『キャリー』で映画デビュー。
2014年からSFアクション映画『ダイバージェント』三部作に出演、同じく2014年にロマンス映画『きっと、星のせいじゃない。』、コメディ映画『ステイ・コネクテッド~つながりたい僕らの世界』に出演。

童顔で193cmの高身長のアンセルはアメリカでアイドル的な人気があります。

タロン・エガートン / ディーン・カーニー

 

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ジョーの親友ディーン・カーニーを演じたのはタロン・エガートンです。
『キングスマン』シリーズで彼を知った人も多いと思います。
『シング』ではゴリラのジョニーの声を努めていました。

2018年に『ロビン・フッド』で主演、『ロケットマン』では歌唱力を活かしてエルトン・ジョンの半生を演じました。

ケヴィン・スペイシー / ロン・レヴィン

 

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アメリカ、ニュージャージー州出身1959年7月26日生まれ。
1986年に『心みだれて』で映画デビュー。
知らなかったのですが、歌やダンスもできるマルチな俳優さんなんですね!
1991年には『ロスト・イン・ヨーカーズ』でトニー賞を受賞しています。
1995年『セブン』、同年の『ユージュアル・サスペクツ』で注目を浴びアカデミー助演男優賞など多くの映画賞を受賞し、俳優としてその名を知らしめました。
そして、1999年の『アメリカン・ビューティー』でのユーモアとシニカルな演技を織り交ぜてアカデミー主演男優賞を受賞

 

2017年に性的暴行疑惑が発覚したため、『ゲティ家の身代金』ではケヴィン・スペイシーの出演シーンを全て撮影し直すこととなりました。

そのため、本作ではそのままケヴィン・スペイシーが出演していることに驚きましたが、告発より前の2016年に完成していたそうです。

そして、制作側はセクハラを黙認しているわけではないこと、本作に取り組んだ多くのスタッフによる完成品が観客に届いてほしいとの旨を発表しています。

ジャド・ネルソン /ライアン・ハント

主人公ジョー・ハントの父親ライアン・ハントを演じるのはジャド・ネルソンです。

 

ジャド・ネルソンは、1987年のテレビシリーズ『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』ではジョー役を演じています。
本作でその父親役を演じたのは感慨深いものがあるでしょうね。

 

80年台のヒット作『ブレックファスト・クラブ』『セント・エルモス・ファイアー』に出演しブラット・パックと呼ばれたメンバーの一人です。

当時を知る人たちにとっては父親役を演じるジャド・ネルソンを見られるのは嬉しいですよね(^^)

『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』の海外の評価・評判

実話でこんな刺激的な物語です。
映画化されたらさぞ面白いでしょう。

というか映像化して下さいと言わんばかりにエピソードてんこ盛りですよね。
(実際テレビシリーズ化はされてますし)

 

で、海外でのこの映画の評価がどうだったのかといいますと…

 

ビリオネア・ボーイズ・クラブ

 

辛口!

 

私は動画配信サービスで見たのですが、映画の元となった事件を知っていたので始めからハラハラして見ていました。

たしかに、海外での辛口の評価はうなずけます。

というのも、全体に再現ドラマっぽいんですよね~。

でも、キャストが豪華なだけあって、演技は素晴らしいです。

出演陣のファンであれば見る価値あると思います(^▽^)

この映画を動画で見る>>

まとめ

・『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』は実話で実際にもかなりドラマチックな展開だった。
・主演はアンセル・エルゴート、タロン・エガートン。
・海外の評価は散々だけれど実際に見て評価したほうがいいかも。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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