映画ペットのあらすじと感想!ラスト結末をネタバレ

ペット

2016年公開のアメリカ映画。

製作は怪盗グルーシリーズを手掛けるイルミネーション・エンターテインメント。

ニューヨークを舞台に飼い主がいない間のペットの一日を描く。

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『ペット』のあらすじ

ニューヨーク、マンハッタンのアパート。小型犬のマックスは、優しい女性ケイティに拾われて幸せに暮らしていた。

ある日、ケイティが大型犬のデュークを保健所から引き取り、マックスの生活は一変する。

体が大きく横柄なデュークにマックスは押され気味だったが、悪知恵を働かせて言いなりにさせてしまう。

それが気に入らないデュークは、ペットシッターが近所のペット達と共にドッグランへ連れて行った時、シッターの目を盗んでマックスををゴミ箱に放り込み自分だけ家に帰ろうとする。

しかし、大勢の野良猫たちに襲われてマックスもデュークも首輪を切られてしまう。首輪がない二匹は動物管理局に捕らえられる。

キャスト(声優)

マックス(ルイ・C・K/設楽統〈バナナマン〉)
デューク(エリック・ストーンストリート / 日村勇紀〈バナナマン〉)
スノーボール(ケヴィン・ハート / 中尾隆聖)
オゾン(スティーヴ・クーガン / 山寺宏一)
ケイティ(エリー・ケンパー / 佐藤栞里)
メル(ボビー・モイニハン / かぬか光明)
クロエ(レイク・ベル / 永作博美)
ポップス(ダナ・カーヴィ / 銀河万丈)
バディ(ハンニバル・バーエス / 青山穣)
ギジェット(ジェニー・スレイト / 沢城みゆき)
タイベリアス(アルバート・ブルックス / 宮野真守)
スイートピー(タラ・ストロング / 吹き替えなし)
ノーマン(クリス・ルノー / 梶裕貴)

『ペット』の感想(ネタバレ注意)

またもやアマゾンのプライムビデオで視聴。子供たちと見たので日本語吹き替え版です。

主人公マックスの声を聞いた途端「バナナマンの設楽さん!」とすぐにわかりました。「怪盗グルーの月泥棒」でもチョイ役とはいえ吹き替えを担当していたものね。

相方の日村さんも、マックスと同居するデュークの声を担当しています。日村さんは始めわからなくて、モンスターズ・インクでサリーを担当した石塚さんかなぁ、と思ったら違った。でも、大きな体のデュークに日村さんぴったりでした。

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飼い主のいない間、ペットたちは何をしているのかというストーリー、飼い主に可愛がられていたマックスにライバルデュークが現れるところなど、なんかこういう話あったなぁ、と思ったら「トイ・ストーリー」!

実際、「トイ・ストーリー」にヒントを得て作られた作品だということで納得。

ペット仲間の犬、猫、鳥など個性豊かに描かれて、冒頭から1/3くらいまでは飽きずに見られました。

ここでピクサーなら最後まで引き込まれてみるのですが、途中の1/3くらいは中だるみ。個人的な感想ですが。

動物管理局に捕まったマックスとデュークは元ペットたちで現在は人間への反逆組織の動物たちに助けられて仲間になりますが、仲間への忠誠を誓う儀式で大蛇に噛まれるのが怖くて躊躇していると、天井が崩れて大蛇は下敷きとなって死んでしまいます。

マックスとデュークが大蛇を殺したと誤解されて反逆組織に追われるハメになります。

一方、ペット仲間はマックスがいないことに気づき探し始めます。

この、マックスとデュークが動物管理局に捕まってからペット仲間が探してしばらく経過する辺りまでがなんだかダラダラと長く感じました。

画面上は色々騒がしく、個性的な動物たちが逃げたり追ったり探したりと様々なシーンを繰り広げているのですが、騒がしいだけで惹きつけられる場面がありませんでした。

ただ、ウサギのスノーボールという反逆組織のリーダーは映画を通して一番印象に残りました。

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ふわふわして可愛らしい見た目と違って、ずる賢くカリスマ性に溢れてなんともパワフル。たくさん登場するキャラクターの中でも一番生命力に溢れています。

日本語版の声優さんはバイキンマンの中尾隆聖さん。納得です!

この役はタレントさんでは難しかっただろうなぁ、と思います。キャラクターに命を吹き込む声優さんって改めてすごい!と思いました。

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そんな中だるみはあるものの、残り1/3はとっても楽しめました!

ペット仲間の一行がマックスとデュークを探しに行くと、ペットのたまり場になっているある部屋に辿り着きます。

おデブな猫のクロエはその部屋のお菓子や飲み物をひっくり返したりして大騒ぎしながらも一行と共に目当ての犬に出会うことができました。

犬はポップスという後ろ足に車輪をつけた老犬で、顔が広く一行が探している反逆組織の場所も知っています。

クロエを気に入ったポップスの案内で一行は組織のアジトである地下に行くのですが、このシーンが面白い!

ポップスは老犬でしかも足が悪いので思うように歩けません。だから最短ルートで地下に行きたいのです。

ビルの屋上から窓拭き掃除に使うゴンドラを使ってフリフォール状態で一瞬で地上に到達。怯える一行を尻目に工事現場の材木に乗って高層ビルの間をヒュンと横断。

途中、ペットのたまり場で食べ物飲み物をひっくり返して大騒ぎだったクロエの映像が動画サイトにアップされていて、その映像が街の一角にある大画面に映し出されてクロエが慌てる、というシーンがあったりして可笑しいです。

こういうペットのおもしろ映像って本当に動画サイトにあるし、ちょうど一行が大画面を横切る時にそれが映し出される、というのが面白かったです。

一方、マックスとデュークは追ってくる反逆組織からなんとか逃れますが今度は空腹に苦しみます。

デュークがウィンナーの匂いを嗅ぎつけ、二匹が走ると、そこにはウィンナー工場がありました。

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二匹は中に入って製造されるウィンナーを貪ります。

すると、突然ウィンナーが歌い踊るというミュージカルのようなシーンになります。

こういうのなんかあったなぁ…

ウンパ・ルンパだ!

ウンパ・ルンパ

「チャーリーとチョコレート工場」の中にウンパ・ルンパという工場で働く人たち(?)が歌って踊るシーンがありますが、その場面を彷彿させます。そう思ったのは私だけ?^^;

ウンパ・ルンパは、誰かが不運な目に遭うと、その事態を予測していたかのような歌を歌って不気味さがありますが、ウィンナーが歌って踊るシーンはマックスとデュークにとって空腹を満たす天国のようなシーンとして描かれて可愛いです。

『ペット』のラスト結末

お腹がいっぱいになった二匹は幸せな気分になり、出会った時は険悪だったものの、仲良くなり、デュークは実は過去に他の人に飼われていたことがわかります。それも、この工場の近くで。

迷子になったところを動物管理局に捕まり、ケイティに拾われたのです。マックスの提案でデュークの飼い主に会いに行くことになりました。

でも、デュークが飼われていた時にすでに高齢だった飼い主は残念ながら亡くなっていました。失意のデュークはマックスに当たり、二匹が喧嘩になったところを動物管理局が駆けつけてデュークは捕まってしまいます。

その後はアクション映画さながらに反逆組織、マックスとデュークを探すペット軍団が入り乱れて戦います。このあたりはなかなか見応えがあります。

デュークがカゴに入ったまま動物管理局のトラックが海に突っ込み、それをマックスとスノーボールが協力して助ける、という大団円を迎え、みなそれぞれ自分の居場所に戻ります。

それぞれ飼い主の元に戻ったペットたちは幸せそうです。

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余談ですが、バナナマンのお二人の他にも女優さん、タレントさんが日本語の吹き替えを担当していました。

マックスとデュークの飼い主ケイティにはタレントの佐藤栞里さん、おデブだけどいい女のペット猫クロエの声を永作博美さんがそれぞれ担当しています。

全然わからなかった!クロエは大人のいい女風の声で永作さん好演だったと思います(^^)

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先に書いたように中盤ちょっと飽きる部分もありましたし、何度も繰り返し見たいとは思いませんが、それでも全体としては楽しめました。

昨日見た映画ですが、うちの子供たちは今日も見てました^^;

子供はそのくらい楽しかったみたいです。家族でのんびり過ごしたい休日に見てみるのはいいと思います(^o^)

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