海街diaryに台本はない?ペディキュアにも現れる是枝監督のこだわりとは

海街diary

映画『海街diary』に台本はなかったと聞きましたが本当でしょうか。
一つ一つの描写がすごく美しい作品ですが、是枝監督はどんなところにこだわったのでしょうか。

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『海街diary』の作品情報

【劇場公開日】2015年6月13日
【製作年】2015年
【製作国】日本
【配給】東宝、ギャガ
【監督】是枝裕和
【キャスト】綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、加瀬亮、坂口健太郎、樹木希林、リリー・フランキー、風吹ジュン、大竹しのぶ、堤真一、他。

あらすじ

鎌倉に暮らす長女・幸、次女・佳乃、三女・千佳の香田家3姉妹のもとに、15年前に家を出ていった父の訃報が届く。葬儀に出席するため山形へ赴いた3人は、そこで異母妹となる14歳の少女すずと対面。父が亡くなり身寄りのいなくなってしまったすずだが、葬儀の場でも毅然と立ち振る舞い、そんな彼女の姿を見た幸は、すずに鎌倉で一緒に暮らそうと提案する。その申し出を受けたすずは、香田家の四女として、鎌倉で新たな生活を始める。
引用元:映画.com

『海街diary』に台本はなかった?

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綾瀬はるか演じる長女の幸、長澤まさみ演じる次女の佳乃、夏帆演じる三女の千佳の3人の生活に飛び込む形になったのが広瀬すず演じる、役者と同名の役「すず」です。

台本がなかったのは広瀬すずだけで、他の俳優には台本があったとのこと。
なぜ広瀬すずだけ台本がなかったのでしょうか。

海街diary

是枝監督はこれまでも、「子役から自然な演技を引き出す」目的で台本を渡さず撮影現場でセリフを伝えていたそうです。

撮影当時の広瀬すずは16歳でした。
「子役」とはいえないかもしれませんが、他の成人している三姉妹に対し一人子供です。

是枝監督は台本を渡して演じる方法、台本なしで前述の通り演じる方法を両方試したそうです。

広瀬すず本人が台本なしの方を選んだため、そのような方法で演じることに。
この時からすでに広瀬すずって大物感があったんですね!

是枝監督のこだわり

三女の描き方

海街diary

すず以外の三姉妹について、撮影前に実際の三姉妹を何組か取材したそうです。
すると、どこの三姉妹も三女の趣味が変わっていたとのこと。

海街diaryでもそうですよね。
次女佳乃が長女幸のブラウスを断りなく着ていて幸に怒られるシーンがありました。
長女と次女は洋服の貸し借りができるんです。

でも、千佳のファッションは独特。
実際取材した三姉妹も三女の服は上の二人と趣味が違うので、貸し借りができないそう。

是枝監督は取材してそういった三女の性格を理解し、演出に活かしているようです。
実際の原作でも三女はアフロヘアだし、よく衝突する上二人の和ませ役な感じですものね。

映画では千佳に焦点が当てられるシーンはあまりないのですが、是枝監督のこだわりでアフロはやめるなど、細やかな配慮があったようです。

細やかな姉妹の描写・関係

海街diary

前述の三女の描き方にも共通することですが、姉妹同士の会話などすごく自然なんですよね。
それはやはり監督が取材で得た情報や感じたことが映画に現れているようです。

喧嘩をするならその原因は?お風呂の順番やシャンプーは共有か?など、実際の三姉妹に取材して聞いたそうです。
鎌倉での姉妹の生活がすごく丁寧で素敵に描かれていましたが、それは「お洒落」とかではなくそこに宿る生活感がよかったのだと思います。

「4人だとどうやって畳に寝転がるのか」など、現場で見えてくるものを書き足したりもしたのだそう。

裏話として、4人が昼寝するシーンは本当に皆寝ていたそうです(^^)
いかに現場が穏やかだったかわかりますね。
そんな穏やかさも自然な演技を引き出すのを手伝ったのかもしれませんね。

佳乃がすずにペディキュアを塗るシーンも、当初は予定されていませんでしたが、撮影していない時も本当の姉妹のようだった4人の会話を聞いて「こんなシーンもいいかも」と監督が追加したそうです。

ペディキュアを塗ってあげる、って親しくないとできないですよね。
「姉妹になってく」感じがわかる可愛いシーンだったので、こういうところもよく観察しているなぁ、と思いました。

まとめ

・『海街diary』で広瀬すずは本当に台本なしで演技していた。
・是枝監督は撮影前に実際の三姉妹に取材をして細かい描写を映画に活かした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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