リピーテッドの意味と原作を紹介!結末までネタバレありで考察!

リピーテッド

映画『リピーテッド』のタイトルはどういう意味があるのでしょうか。
実際に見てみた感想・ネタバレ結末まで紹介・考察します。
また原作についても紹介しますね。
映画をこれから見る方はご注意下さいね。

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『リピーテッド』の作品情報

【原題】Before I Go to Sleep
【劇場公開日】2015年5月23日
【製作年】2014年
【製作国】イギリス・フランス・スウェーデン合作
【配給】クロックワークス
【監督】ローワン・ジョフィ
【キャスト】ニコール・キッドマン、コリン・ファース、マーク・ストロング、アンヌ=マリー・ダフ。

あらすじ

事故の後遺症で、毎朝目覚める度に前日までの記憶を失ってしまうクリスティーン。夫のベンは、自分のことを忘れてしまうクリスティーンを献身的に支え、暮らしていた。そんなある日、医師を名乗る男からの電話で、クリスティーンはベンに内緒で毎日の出来事を映像日記として残すという治療を受けていることを知る。しかし、その映像にはベンが語る内容とは異なる現実が記録されており、クリスティーンは誰を信じていいかわからないまま謎を追っていくが……。
引用元:映画.com

タイトルの「リピーテッド」とは?

主人公のクリスティーンが1日しか記憶が保たず、毎朝起きる度に若い自分の頃に記憶がリセットされてしまいます。
その毎日の「繰り返し」を英語で「リピーテッド」とタイトルにしたようです。

映画の内容を簡潔に表わしていてわかりやすいです。

ただ、原題は「Before I Go to Sleep」なので英語を英語に日本向けのタイトルに変えているというややこしいことになっています^^;

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原作小説について


原作はSJ・ワトソンの小説で、イギリスでベストセラーとなった『私が眠りにつく前に』

映画では、主人公がデジカメに自分の状況や感情を記録していましたが、原作ではノートに日誌をつけています
夫の留守中に医師から電話があって日誌(デジカメ)を見るよう言われるのは同じです。

私は原作は読んでいないのですが、その日誌によってストーリーが展開するようです。

アメリカでは、構想の段階で100万ドルで権利を買ったそう(次回作も含む)。
世界40カ国で発売され、アジア圏でもヒットしました。

原作の原題は「BEFORE I GO TO SLEEP」で映画のタイトルの原題と同じです。
日本語版のタイトルは「私が眠りにつく前に」なので、映画と違い原題の邦訳そのままですね。

原作小説についてはこちら↓
わたしが眠りにつく前に (ヴィレッジブックス)

『リピーテッド』のネタバレを結末まで考察!

映画を見始めて、というかあらすじを知って思ったのは「『メメント』『マシニスト』に似ている!」ということです。

『メメント』は同様に記憶障害の話ですし『マシニスト』は不眠症ですが、やはり記憶の混乱があります。

ただ、『リピーテッド』その2作ほどの衝撃はありませんでした。

毎朝起きる度に記憶がリセットされているクリスティーンを献身的に支える夫ベン、そして無償で治療を引き受けている医者のナッシュが交互に怪しく見えました。

クリスティーンは「事故で記憶障害になった」と説明されていましたが、実は誰かに襲われてその時記憶障になったことがわかります。
しかも、クリスティーンは以前不倫をしていました。
それでも夫のベンは彼女を支えています。

クリスティーンは、ベンがウソを言う時があるので「彼を信じるな」とデジカメに記録して翌日以降の自分にそう伝えていました。
ですが、ベンのウソはクリスティーンが混乱しないためだと後に理解し、彼女はベンを信頼します。

医者のナッシュは登場からして怪しく、初めは電話ですし治療は無償だし、しかも病院ではない場所で会うというのも怪しさ満載。
途中、「逆転移」と呼ばれる医者と患者との関係を超えて恋愛関係になりかけたりしたので、「ナッシュがクリスティーンの不倫相手だったのでは?」と勘ぐったりもしました。

でも、後にナッシュが病院で働いている場面があり、本当に医者だとわかります。
ナッシュはただの(?)いい人でした^^;
相手がニコール・キッドマンとなれば、そりゃ車中2人きりで至近距離なら恋愛感情を持っても不思議じゃないなぁなんて思ったり。

一方のベンですが、友人のクレアが預かっていた手紙を読んでいかにベンが彼女と子供を愛しているかわかって感動したクリスティーンが「愛しているわ、ベン」と言うと突然彼女に手を上げます(゜o゜;
なぜそのタイミングなのかわからず驚くクリスティーン。
そりゃそうですよね、今まで愛情を示してきた相手に応えた途端の平手打ちですから。

その時、友人のクレアから電話があり再び驚くことになります。
クリスティーンがベンだと思っていた男性はベンではありませんでした。

じゃあ誰?ってことになりますよね。
大体想像つくと思いますが、彼こそが不倫相手のマイクでした。

このオチは、ナッシュが不倫相手ではなく本当に医者で善人だったとわかった時点でなんとなく想像つきました。
クリスティーンが記憶障害となった時の彼女を襲ったのもマイクでした。

後は偽ベンのマイクとクリスティーンの修羅場となり、両者血まみれになりながらも応戦してマイクをやっつけて、というこちらも「まぁそうなるかな」という展開でした。
中盤まで面白かったのですが、終盤はこれといったどんでん返しもなく終わってしまいました。

そうなると、ラストに離れ離れになっていた子供との感動的な再会シーンもなんとなく薄っぺらく感じてしまいました。
ただ、子供がクリスティーンから読んでもらっていた「くまのプーさん」の一節を言うと、クリスティーンがそれに応えて続きを言うシーンはよかったです。
「記憶を取り戻した」ということと、子供を本当に愛していたんだな、という両方がよく伝わってくる演出で、そこはジーンときました。

ハッピーエンドに終わりましたが、いくつか気になったことがあるので挙げていきますね。

クリスティーンのフラッシュバックのナッシュ

クリスティーンが時々記憶の断片を取り戻し、フラッシュバックが頭をよぎります。
その中で、自分が襲われた時の状況でナッシュがクリスティーンを酒瓶で殴るシーンがあるのです。

そのシーンを見るとナッシュが犯人としか思えませんが、実際はそういうことはなかったようです。
「なぜ?」と思いましたがこれに対する答えは劇中に出てきません。

やはり記憶障害であるクリスティーンの記憶の混乱と思って納得するしかないのでしょうか。

ナッシュの名前もマイク

これもクリスティーンの記憶に関することですが、フラッシュバックで彼女を襲った犯人の名前が「マイク」だとわかります。
そして医者のナッシュの名前はマイク・ナッシュです。

その名前がわかった時はやはりナッシュが怪しいと思いますよね。
でも犯人ではない…。

これは製作者のミスリードだと思うしかないのでしょうか。
偶然ナッシュの名前もマイクだったと思うしかないみたいですね。

クレアの電話

終盤、偽ベンだと判明したマイクとクリスティーンが車に固定の電話で話していると、クレアからマイクに電話がかかってきます。

クレアはなぜマイクに電話をしたのでしょうか。
そもそもクレアはなぜマイクの電話番号を知っていたのかも不思議です。

このことに関しては全く「こうかもしれない」という答えが見つかりません。
何か私が見逃しているのかもしれないので、もし答えをご存知の方がいたら教えて下さい^^;

『リピーテッド』の感想まとめ

色々気になるところはありますし、終盤は読めてしまったりして失速した感じはあります。
それでも全体としては楽しめました。

原作では主人公の設定が50歳らしいのですが、映画では40歳。
ニコール・キッドマンが40歳に見えないなぁ、もうちょっと上じゃない?なんて思ったら当時のニコール・キッドマンは48歳だったらしく、そう考えると若いなぁ、と思ったり^^;
でも、だったら原作通り50歳の設定のままでよかったのではないかとも思います。

それにしても、やはり年とったとはいえニコール・キッドマンは美しかったです。
医者だってグラっときちゃうわけですよ。

そして、やはり演技力が素晴らしいなぁ、と思いました。
偽ベンのコリン・ファースもですが。

登場人物が少ないのに終始飽きさせずに引っ張って行くのはやはり役者の力量ですね。
そこは本当にすごいなぁと素直に思います。

最後にどんでん返しがあれば最高だったのですが…。
求めすぎかな^^;

まとめ

・タイトルの『リピーテッド』は主人公の記憶障害を表した「繰り返し」の意味。
・原作はSJ・ワトソンの小説「Before I Go to Sleep」邦題は「私が眠りにつく前に」。
・気になるところはいくつかあるけれど、全体としては楽しめる作品(私の感想)。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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