映画ユナイテッド93を見た感想とネタバレ!日本人も乗っていた?

ユナイテッド93

映画『ユナイテッド93』を見たので感想を書きますね。
ネタバレを含みラスト・結末まで書いていますので、映画をこれから見たい方はご注意下さいね。
また、搭乗者の日本人についても書いています。

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『ユナイテッド93』の作品情報

【原題】United 93
【劇場公開日】2006年8月12日
【製作年】2006年
【製作国】アメリカ
【配給】UIP
【監督】ポール・グリーングラス
【キャスト】ベッキー・ロンドン、シャイアン・ジャクソン、チップ・ジエン、クロー・シェーン

あらすじ

2001年9月11日の全米同時多発テロでアメリカ各所への激突を狙った飛行機ハイジャック4機のうち、目的地にたどり着かなかった「ユナイテッド93便」の様子を描いています。
当日、機内の様子だけでなく、混乱する管制センターや米軍とやり取りする様を緊張感を持って描いています。

受賞歴

監督のポール・グリーングラスは第79回 アカデミー賞監督賞を受賞しています。

映画『ユナイテッド93』の感想

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映画が始まってから35分間くらい、テロ当日の様子がのんびりと描かれます。
テロを決行するハイジャック犯についても描いているのですが、空港で飛行機を待つ乗客の様子や空港関係者が働く描写など、ちょっとダラダラと流れている感じだったのでこのあたりは「こんなに長く描く必要ある?」と思いながら正直ちょっと退屈して見ていました。

ところが、映画開始40分後くらいから、一気に緊張感が増します。
テロの当日、まず飛行機2機が世界貿易センタービルに激突し、1機はペンタゴンに墜落しました。

そのことで管制塔がざわつき、一気に混乱に陥ります。
すべての飛行機を止めたほうがいいのではないか、連絡が取れない飛行機や飛行が怪しい飛行機がすべてハイジャックに思えたりと管制塔もパニック状態。

その中、ユナイテッド93便は飛び立ち初めは和やかな機内の様子が描かれますが、ハイジャック犯が行動し始めたところから急展開します。
いきなり1人を見せしめに刺殺して機内はパニックに陥ります。

もうここからが見るのもつらいくらい真に迫っているのです。
一貫してドキュメンタリータッチを貫き、無名の役者たちを起用したことで本当にその時の機内の様子を写したかのようなリアルな描写になっています。

ハイジャック犯たちは早々にコックピットに乗り込み、パイロット2人を殺してしまいます
犯人たちが隠していた死体を見つけた乗客はこのままでは自分たちも死ぬんだ悟ります。

自爆テロなので、犯人たちは自分たちも死を覚悟しながらも目的地までは死ねないし、乗客たちはなんとしても生きて飛行機を降りたい
その攻防戦が本当にその場を見ているようで、自分もその場に居合わせたような臨場感がありました。

この映画が賞を取った理由にもなると思うのですが、犯人たちと戦う乗客たちを英雄として描かなかったところがよかったと思いました。
もし、有名な俳優を起用して「皆で一致団結して犯人を倒すんだ」みたいな描き方をしていたら、よくあるハイジャックもののパニック映画になっていたと思います。

でも、乗客たちは当然ながら皆自分が助かりたいのです。
「目的地に被害を与えないように」なんていう気持ちより「どうしても死にたくない。生きて帰る」という気持ちでいっぱいだったと思うのです。

結果は周知の事実なので、私もわかっていて映画を見たのですが、それでも最後に乗客たちが団結してコックピットに乗り込み、犯人たちからなんとか操縦を奪おうとするシーンは圧巻でした。
ラストはもう、本当に胸が痛みます。

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日本人も搭乗していた

映画にも写っていたようでしたが、私は見つけられず…。

ユナイテッド93便には日本人も1人搭乗していました。
久下季哉(くげとしや)さんといい、当時早稲田大学理工学部に在籍する2年生だったそうです。

彼のプロフィールを知ると泣きたくなってきます…
スポーツが好きで、アメフトやサッカー、ランニングをしていたそうです。

英語の勉強に熱心で、アメリカに滞在して英語を学んだり、普段はセリフをすべて覚えてしまうほと映画を見て英語を勉強していたとのこと。
勉強の後リラックスするため愛犬を連れてランニングしたり、ともう完璧。
まるでドラマの主役になりそうな人物ですね。

それなのに…
アメリカへの留学を考えていた彼は現地の大学の様子を知るためアメリカ・カナダを旅行し、日本に帰る便に乗るため、ユナイテッド93便に乗ったそうです。

生きていれば優秀な人物として今頃日本やアメリカで活躍していたのではないかと思うと本当に悲しいです。


写真はユナイテッド93便乗客の慰霊碑。
この中に彼の名前もあるんですね…。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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