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世界中に多くの根強いファンを持つ、ティム・バートン。
独特な世界観と、ティム・バートンの世界と称されるほどの美しい演出は、本当に素敵ですよね。
今回は、そんなティム・バートンをご紹介致します。
その独特の表現方法から、苦手意識を持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
知れば知るほど奥深い、彼の世界を、一度覗いてみてくださいね。
目次
ティム・バートンのプロフィール
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本名：Timothy Walter Burton（ティム ウォルター バートン）
生年月日：1958年8月25日
出生地：アメリカ合衆国カリフォルニア州バーバンク
二人兄弟の長男として生まれた彼は、なんとDisneyの奨学金を受け、カリフォルニア芸術大学で3年間アニメーションの勉強をしていました。
実は、元アニメーターなんですね。
卒業後は、そのままウォルト・ディズニー・スタジオのアニメーション実習生として、働くことになります。
昔から、ずっとDisneyには縁があることを考えると、本当にファンタジーな世界のために生まれたと言っても過言ではないでしょう。
後で紹介する作品にも登場する技法ですが、ストップモーション・アニメーションを多用しており、彼の繊細かつ独特な雰囲気に一役かっています。
また、日本のアニメの宝であるジブリの第一人者、宮﨑駿が金熊賞を取った時には、「ずっと手描きを続けていることに驚愕する」とコメント。
彼なりに、時代に合わせたアニメーションを製作していると思われる一言でした。
ティム・バートンのおすすめ・傑作・名作代表作品
フランケンウィニー
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あらすじ
フランケンシュタイン家の一人息子、ヴィクターは、愛犬であるスパーキーを事故で亡くしてしまう。
悲しみにくれているヴィクターは、授業で担任の先生が電流によってカエルの死体を動かした様子を見て、スパーキーを蘇生させることを思いつく。
雷の影響で、スパーキーは再び動き出したのだが、町中にそのことがばれてしまい・・・・
おすすめポイント
まだアニメーターとして仕事をしていた彼が、初めてプロの俳優と仕事をすることになった作品です。
2012年には、リメイクと称して再び綺麗な映像で作品が作り直されています。
間違いなく言えるのは、犬好きには涙なくしてみれない作品でしょう。
愛犬に対する気持ちに、心の底から共感できます。
ビートルジュース
あらすじ
アダムとバーバラの夫妻は、ドライブ中に交通事故にあってしまい死亡してしまうが、霊体として自我をもっていた。
そこへ、新居をめちゃくちゃにしようとする業者に対し、何とか阻止しようと、作戦を考える。
そんな中、あるミニチュアの街から、ビートルジュースと名乗る男が登場し、事態は急変していくのだった・・・
おすすめポイント
まさに、ティム・バートンの全てを結集した作品と言ってもいいでしょう。
低予算ながら、大ヒットを記録した作品で、のちに携わるバットマン制作参加のきっかけにもなりました。
ビートルジュースという名称は、何となく聞いたことがある人も多いはず。
USJでは、関西風のキャラクター要素を交えながら、人気者としてショーキャラクターにも選ばれています。
シザーハンズ
あらすじ
「雪はどうして降るの？」と孫娘に聞かれた祖母が話し始めるところから、物語はスタートする。
街外れの発明家が、ひとりの人造人間を生み出し、愛情をもって接していたが、両手は仮の状態で大きなハサミをセットした様であった。
ついに人間と同じ両手を発明し、人造人間であるエドワードに披露した矢先、心臓発作で亡くなってしまう。
両手がハサミのまま取り残されたエドワード。
そんな中、彼は賢明に優しい心を持ちながら、生きるのであった・・・。
おすすめポイント
触るものをケガさせてしまうかもしれないという状況の中、一生懸命頑張るエドワードの姿は心打たれます。
人間が何に対して恐怖心を抱くのか、また、どうすればそれを乗り越えられるのか。
少し変わっているというだけで、こんなにも生きずらいのかと、思わずうなってしまう作品です。
冬に見ると、より一層感動しますよ。
バットマン
あらすじ
DCコミックの人気キャラであるバットマンを映画化したもの。
荒れ狂う街、ゴッサムシティで繰り広げられるアクションとドキュメンタリー要素もあるテンポのいい作品となっている。
また、バットマンならではの、数々の悪役達にも注目。
おすすめポイント
バットマンシリーズは、大変数も多く、近年はスピンオフ作品がドラマ化されるなど非常に人気の高い作品ですね。
その中でも、根強いファンを持つのが、やはりティム・バートンバージョンのバットマンです。
名悪役である、ジョーカー、ペンギンなど、バットマンという主役以上に見ごたえがあるキャラクタ―達。
このキャラクターの要素は、まさにティム・バートンの良さを追求した感覚を覚えると思います。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
あらすじ
ハロウィンタウンには、ジャックという骸骨の英雄がいた。
彼が驚かせば、皆がおそれ、パンプキンキングと称されていたが、彼自身は毎日変化のない日々にウンザリしていた。
そんな中、ジャックはクリスマスタウンという、新しい場所を見つけ、そこでキラキラしている数々の美しさに心酔してしまう。
なんとかハロウィンタウンで、クリスマスが出来ないかと考えるジャックだったが・・・
おすすめポイント
ティム・バートンといえば、まさにこの作品かと思います。
映画を見たことが無い人でも、作品の絵やポスターを見たことがあるでしょう。
また、ディズニーランドにも、秋冬限定でアトラクションもあるくらいですので、本当に人気なんですね。
説明は不要かと思えるレベルです。
キャラクターグッズも可愛いので、是非チェックしてみてくださいね。
マーズ・アタック!
あらすじ
「ミドリ人」と名乗る異星人が、地球へ襲来し、大波乱が起こるドタバタ映画。
見栄を気にする大統領は、異星人達へ盛大なセレモニーを予定したが、あるきっかけをスタートに、異星人は大虐殺を始めてしまう。
それぞれが、異星人へ様々な思いを抱く中、残酷にも人々は殺されていくが・・・
おすすめポイント
あらすじでは、とても物騒なお話にきこえますが、映像自体は非常にポップです。
少しだけ異星人の様が不気味ですが、それもティム・バートンらしさ。
登場する俳優たちも、今でこそレジェンドクラスですが、当時はまだ若い！
特に、若いピアース・ブロスナンは本当にカッコいいです・・・（今もカッコいいですけどね笑）
チャーリーとチョコレート工場
あらすじ
お金がなく、とても貧乏な育ちにもかかわらず、人一倍優しい少年であるチャーリー。
チャーリーは、閉鎖されたお菓子工場をいつか見る事を夢見ていた。
そんな中、お菓子工場が不思議な事に再稼働し、5人の子供を招待すると世界中へ配信。
お金がないチャーリーも、意を決してチャレンジすると・・・！
おすすめポイント
ティム・バートンによるリメイク作品になります。
見たことがある方ならご存じの、ウンパルンパというキャラクターが歌う歌は、必見！
可愛さの中にあるダークな要素は、まさにティムバートンの世界といっていいでしょう。
思わず甘いものが食べたくなります・・・。
ティム・バートンのコープスブライド
あらすじ
ドジなヴィクターは、緊張の余り、結婚式のリハーサルで失敗を連発し台無しにしてしまう。
何とかうまくいくようにと、深夜の森で一人練習していると、思わぬ行動が、コープスブライドを呼び出してしまうことになった。
花婿と勘違いされたヴィクターは、死者の世界へと連れ去らわれてしまい・・・。
おすすめポイント
ストップモーション・アニメの代表的な作品のひとつ。
ちょっとだけ、ナイトメア・ビフォア・クリスマスに雰囲気が似ています。
しかし、内容は思った以上に濃い。
ティム・バートンの恋愛映画を見たい方には、是非おススメしたい作品です。
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
あらすじ
理髪師のベンジャミンは、美しいる妻と娘に囲まれて幸せな生活を送っていたが、無実の罪を着せられてしまう。
そして長い年月がたち、妻と娘の現状をしったベンジャミンは、心に復讐を誓うのであった。
そんな中、ラヴェット夫人から大切に保管していた西洋剃刀を手に入れたベンジャミンは、スウィーニー・トッドという偽名を使い・・・
おすすめポイント
いわゆるカニバリズムが映画に中心となっている作品なので、苦手な方は気を付けて下さい。
とはいっても、映像自体、ものすごいグロテスクかといえば、そうでもありません。
ティム・バートンらしい、独特の美しさを交えた良作だと思います。
それにしても、彼の作品には、ジョニーデップが多く出演しますね。
アリス・イン・ワンダーランド
あらすじ
Disney制作のアニメ【不思議の国のアリス】を実写化した作品。
普段の生活に嫌気がさしたアリスは、不思議なウサギを追っている途中で、穴に落ちてしまう。
そこには、不思議で奇妙な「アンダーランド」が広がっていた…
おすすめポイント
誰もが知っている不思議の国のアリスのお話です。
ティムバートン初心者でも見やすく、アリスも可愛いという、非常にバランスのとれた作品となっています。
おなじみの赤の女王や、マッドハッター、ウサギ、チェシャ猫などなど・・・
是非、家族でご覧ください！
まとめ
ダークでファンタジーなティム・バートンの素晴らしさをお伝えしました。
彼の作品には、ジョニーデップが非常に多く出演していますので、ジョニーファンの方も要チェックですね。
ティム・バートンも還暦を越えて、おじさんからおじいさんになろうとしています・・・
お体に気を付けながら、これからも私達を楽しませてくれる作品を作っていってほしいですね。
もし、日常生活に疲れを感じたら、是非ティム・バートンの作品をご覧ください。
個性という素敵な一面の良さを、改めて教えてくれることでしょう。
