マジックマイクは実話?アメフト選手だったのはアダムじゃない?

マジック・マイク

男性ストリッパーを描いた映画『マジック・マイク』ですが、実話だというのは本当なのでしょうか。
実話だとすると、主人公だけでなくアダムについても面白い見方ができるので考察したいと思います!

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『マジック・マイク』の作品情報

【原題】Magic Mike
【劇場公開日】2013年8月3日
【製作年】2012年
【製作国】アメリカ
【配給】カルチャア・パブリッシャーズ、ブロードメディア・スタジオ
【監督】スティーブン・ソダーバーグ
【キャスト】チャニング・テイタム、アレックス・ペティファー、マシュー・マコノヒー、コディ・ホーン、オリビア・マン、マット・ボーマー、他

あらすじ

青年実業家のマイクは、男たちが華やかなショーを繰り広げるクラブで女性客を熱狂させる人気ナンバーワンのストリッパーという顔も持っていた。ふとしたことで知り合った青年アダムに才能を見出し、人気ダンサーへと育てあげたマイクは、対照的に堅実なアダムの姉と知り合い、自分が本当に求める人生に気づき始めるが……。
引用元:映画.com

『マジック・マイク』は実話?

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『マジック・マイク』は主人公マイクを演じたチャニング・テイタムがモデルとなっています。
全くその通りではないのしょうけれど、実話に基づいたストーリーです。

 

チャニング・テイタムは、大学でフットボールの選手でしたが中退してしまいます。
その当時、自分を見失い何をしたいのかわからなくなっていたと言います。

 

そのとき見つけた仕事がストリッパーだったそうで「何か狂ったことをやってみたかった」とのこと。
実際「狂った世界だった」そうです。

 

劇中のセリフに
「あいつは19歳。女と金と快楽には逆らえない」
とあります。

 

その通り、毎晩がパーティで女性とお金、18歳の男が望むものがあった、とチャニング・テイタム本人が語っています。

 

そんな話をソダーバーグ監督に話したことから映画へと実現化したそうです。

 

映画も十分刺激的ですが、現実にはもっとクレイジーだったとのこと。
商業的にソフトに描かれているとのことですが、あれでソフトなら現実はどうなってるの!?と思ってしまいます。

 

チャニング・テイタムがモデルになっていると聞くと、アダムへの見方も変わってきます。
劇中、アダムはアメフトの選手だったのにやめてしまった、という経歴が語られます。
そうやってフラフラしているところをマイクに誘われる形でストリップの世界へと染まっていくのです。

 

チャニング・テイタムもフットボールの選手でした。
そして、大学を中退して自分を見失っているときにストリップに出会ったというのはアダムと同じですね。

 

面白いのは、アダムではなく彼を誘うマイクという花形のストリッパーのほうを自身で演じているところ。
アダムはチャニング・テイタムの過去、現在は花形であるハリウッド・スターなんですよね。

 

そうやって現在の本人と過去を照らし合わせて映画を見てみるとより楽しめそうです(^^)

ラスト・結末についての考察

ここからはネタバレを含みますので映画をご覧になっていない方はご注意下さいね。

 

 

映画のラスト、主人公のマイクは新天地へ行かないことを決意し、モヤモヤした関係だったブルックに会いに行き自分の決意や彼女への気持ちを伝えます。
まだ今後はどうなるのかわからないまま、二人の関係がやっと動き出したところで映画は終わります。

 

個人的にはあの終わり方は好きです。
「自称」実業家マイクがちゃんと自分の人生を見つめている感じも、それを受け止めようとするブルックの堅実な性格も、安易に盛り上がらない二人の距離感も素敵だなぁと思うのです。

 

でも、チャニング・テイタムがストリッパー時代を経てハリウッド・スターになったことを考えると、そういうサクセスストーリーにしてもよかったのでは、とも思います。

 

古くは『コヨーテ・アグリー』、最近では『バーレスク』なんかはそのパターンですよね。

そういうサクセスストーリーにしなかったのは、監督の個性なのかな、と思います。
よくあるパターンにするよりは、その後を観客に委ねるほうがよかったのかな、と。

 

マイクとブルックの心に火が点ったような温かさのあるラストシーンは優しい感じがしますね。
二人のこれからを見守りたい気持ちになりました。

 

ラスト・結末についての賛否両論はこちらの記事で紹介しています。

>>マジックマイクの終わり方は好き?それとも結末に納得いかない?

まとめ

・『マジック・マイク』は実話。チャニング・テイタムのストリッパー時代を元に描かれている。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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