ハリウッドで大ヒットした映画の日本での公開がなんでこんなに遅いの!?と思うことありませんか?
アメリカでは公開が終わりDVDも発売されているのに、日本ではいつ上映するのかしら、もしかしたら未上映で終わるの?
なんて思う頃にようやく公開、なんてこともあります。
あれ?「アメリカでは公開が終わりDVDも発売されているのに」ってことはその輸入盤DVDやブルーレイを買えばいいのでは?
私は最近そう思ったわけですが、これは映画ファンの間では以前より知られていたこと。
でも、私がそうだったように、まだご存知ない方もいらっしゃると思うので、日本で上映前の映画を公開前に見る方法や注意点を紹介いたしますね!
どうやって公開前の映画を見るの?
答えは簡単。冒頭に書いたすでに海外で売られているDVDやブルーレイを買えばいいのです。
いわゆる「輸入盤DVD・ブルーレイ」です。
もちろん、通常のようにCD・DVDショップや家電量販店などでは売られていません。
輸入盤DVDを扱う専門店もありますが、店舗数が少なく行くのが大変な方も多いと思いますし、行ったところで目当ての映画が置いてあるとは限りません。
やはりインターネットで日本の専門店から購入するか、海外のサイトから直接買う方法がよいと思います。
実際に購入できるサイトを紹介したいと思いますが、その前に注意が必要なので説明しますね!
輸入盤DVD・ブルーレイを買う前に注意すべき点
普通に日本で売られているDVDやブルーレイなら何も気にすることはありませんが、輸入盤を買うにはリージョンコードを確認する必要があります。
リージョンコードとは、DVDやブルーレイディスク、ゲームソフトおよびそれらの再生機器などにおいて、利用地域(リージョン)の識別や管理のために記録されているコード。
ソフトの場合にはパッケージやディスクの表面に、機器の場合は通常本体に記載されている。映画の興行や映画DVDの販売時期を地域ごとに管理するために導入されたもので、ソフトと機器双方のコードが合致しないと、再生などができない。
引用元:日本大百科全書(ニッポニカ)
私みたいに「日本での公開前に、すでに売られているDVDやブルーレイを見たい!」という人を規制するためのコードですね^^;
DVDはリージョンコードが9つに分かれています。
0:無制限(リージョンフリー)
1:北アメリカ
2:日本、ヨーロッパ、中近東、南アフリカ
3:韓国、台湾、香港、マカオ、東南アジア
4:はオセアニア、中南米
5:旧ソビエト連邦諸国、南アジア、アフリカ
6:中国
7:未定義
8:国際航空路など特殊用途
日本でDVDを見るにはリージョンコード2のものを選べばいいということですね。
じゃあ、英語表記ならなんとか理解できそうなヨーロッパのサイトでDVDを買えばいいかというともう一つ問題が…
リージョンコードと別に、DVDは映像規格も地域によって異なります。
映像規格には映像方式、画面アスペクトがありますが、ここでは画面アスペクトについては割愛し、映像方式について説明します。
映像方式は地域によって3つに分かれています。
NTSC: 日本、アメリカ、カナダ
PAL: 英国、ドイツ(旧西独)、オーストラリア、シンガポール、中国、スペイン、その他
SECAM: フランス、ロシア、東欧諸国、その他
つまり、ヨーロッパと日本のリージョンコードは同じですが、映像方式が異なるため見られません。
現在はリージョンフリーのDVDも販売されていますが、日本国内で製造されたDVDプレーヤーやその他の再生機器で再生できないことがあります。
また、通常のDVDに比べて価格も高いです。
だとすると、輸入盤DVDを買っても日本では見られそうにありませんね^^;
ですが、ブルーレイなら話が別です!
ブルーレイのリージョンコードは3つに分かれています。
A:南北アメリカ、中国以外の東アジア、東南アジア、日本
B:ヨーロッパ、中近東、アフリカ、オセアニア
C:ロシア、中国、香港、南アジア、中央アジアなど
日本はAに該当するので、ブルーレイではリージョンコードAのものを選びます。
まとめると…
DVD:リージョンコード2、NTSC方式
ブルーレイ:リージョンコードA
を選べばよいのです。
つまり、DVDはリージョンコード2、NTSC方式を買うのが難しくても、ブルーレイのリージョンコードAなら日本で再生可能!なのです。
ですが、アマゾンを見ると…
「販売国以外の国で再生する場合、リージョンが同じでも再生されない場合があります」
と書かれているので、輸入盤を購入するにはあくまで自己責任でお願いします!
輸入盤DVD・ブルーレイはどこで買える?
注意すべき点は理解していただけたと思いますが、どこで買えばよいのでしょうか。
英語が苦手、という方は DVD Fantasiumなら日本語で注文、円で支払いができるのでよいですね。
ですが値段はさほど安くありません。
お手頃で親しみのあるサイトで購入したい、という場合はアマゾンのイギリス、アメリカから直接購入することができます。
アマゾンUK
アマゾンUSA
実際に購入していないので、英語のサイトで購入するのがどのくらい大変かわからないのですが、翻訳機能がついているのでイケるんじゃないかと思っています(主観的な感想ですみません^^;)。
送料が気になるところですが、アマゾンUKなら5ポンドほどとのこと。
日本でネットショッピングするのとさほど変わりませんね。普通輸送の場合は6~10日ほどで到着するそうです。
速達にすれば2~4日で到着するそうですが、送料は約20ポンドとのこと。
どのくらいの期間で商品が欲しいか考えて決めたいですね。
日本語字幕があるかどうかが分かるサイト
購入できることはおわかりいただけたかと思いますが、問題が一つ。
それは、せっかく購入しても日本語字幕や日本語の吹き替えがなければ、映画で使われている言語に堪能な人出ない限り、映画を楽しめません。
やっぱり輸入盤ブルーレイの購入はダメか…と思いかけたところ、調べてみたら輸入盤でも日本語字幕や日本語吹き替えがついているブルーレイがあるとのこと。
でも、すべてのブルーレイについているわけではないので事前に調べることが必要です。
その、日本語の有無を判別するサイトがあります。
価格.comのクチコミ掲示板「輸入版BDで日本語字幕や音声のあるソフトは?」
上記のサイトで、ネットユーザーたちが「この作品には字幕がついていた。ついていなかった」など報告しあっているのです。
なんて便利な時代なのでしょう(*^^*)
国内でDVD視聴をしたい場合はTSUTAYAなら無料おためし視聴ができます。
サブスクで映画視聴するなら圧倒的な作品数と、老舗なので安心できるTSUTAYAがおすすめです!
ディズニーやジブリ作品も見られるのも魅力の一つ。
まとめ
・輸入盤DVDやブルーレイなら、日本で上映前の作品も見られることがある。
・リージョンコードに注意。
日本で見るにはDVDはリージョンコード2、NTSC方式なので難しいことが多い。
ブルーレイならリージョンコードAを選べば視聴可能。
私はまだ実際に購入していないのですが、購入したらこのサイトで報告しますね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!