『インクレディブル・ファミリー』は前作『Mr.インクレディブル』に劣らず面白かったです!
今回は本作の敵やその能力、そして黒幕について書いています。
『インクレディブルファミリー』の作品情報
【原題】The Incredibles 2
【劇場公開日】2018年8月1日
【製作年】2018年
【製作国】アメリカ
【配給】ディズニー
【監督】ブラッド・バード
あらすじ
“フツー”な日常をおくっていた家族でしたが、とあることをきっかけにヘレンがイラスティガールとしてヒーロー活動をすることに。
外で大活躍中のヘレンの代わりに家事を任された父・ボブ。
さらに、まだすべての特殊能力が明かされていない赤ちゃんジャック=ジャックの新たな能力が解禁!
引用元:ディズニー公式サイト
『インクレディブル・ファミリー』の敵・ヴィラン
前作の敵は、元々はボブのファンだったインクレディボーイが逆恨みでシンドロームとなってファミリーを襲いました。
今回の敵もまた逆恨みというか、悲しい過去がねじれて憎悪となった感じですね。
今回の敵はスクリーンスレイヴァーという、ターゲットが見るスクリーンを使ってマインドコントロールするヴィランです。
メディアの情報操作を表現しているようにも取れます。
インターネットの普及で誰でも発信できる現代、それがスマホによって爆発的に広がったことなどの情勢を踏まえて登場した、今を象徴するような能力が面白いです。
スクリーンスレイヴァーの登場は、列車の開通式でした。
この時は、運転手が運転する時に見るモニターを使って運転手をコントロールし、列車を暴走させました。
そして「お帰り イラスティガール」の表示。
ヘレンとの対決を最初から目論んでいたかのようです。
特殊スコープを使ったマインドコントロールも行います。
ヘレンはスクリーンスレイヴァーが逮捕された後も釈然としませんでした。
そこで、ヘレンはスクリーンスレイヴァーが捕まった時の映像を見返して、何かおかしいと気づきます。
その時、スクリーンスレイヴァーがつけていたのと同じ特殊スコープをつけられ洗脳されてしまうのです。
そんなことをするのは誰でしょう。
黒幕の正体は?
逮捕されたスクリーンスレイヴァーはピザの配達人でしたが、彼はただ特殊スコープで操られていただけでした。
ヘレンがイラスティガールとして活動を再開するにあたって、支援してくれる人物がいました。
通信会社デブテック社のウィンストン・デイヴァーという実業家です。
彼の両親は強盗に殺されてしまったのですが、スーパーヒーローが大好きで活動を応援しています。
ウィンストンの父親がヒーローたちを応援していて、ヒーローと直通の電話も設置していました。
彼はその血を引いているのですね。
ウィンストンにはイヴリンという妹がいて彼女はデブテックで活躍する凄腕の技術者です。
スクリーンスレイヴァーをコントロールしていたのは、他ならぬイヴリンでした。
というか初めからスクリーンスレイヴァーなんていなくて、イヴリンが黒幕でヴィランを仕立て上げていたのです。
無邪気にヒーローを応援するウィンストンが怪しく見えましたが、そうではなかったのですね。
彼は本当にヒーローが好きみたいです。
両親が強盗に襲われた時、早く隠れようという母親に対し父親はヒーローに電話して助けを求めていました。
でも、その頃ヒーローの活動は法律で禁止されていたので助けてもらえませんでした。
だからイヴリンは、ヒーローが復活しないようにヘレンを利用しようとしていたのです。
悪いのはヒーローではなく犯罪者のほうなのですが…。
そんな悲しい理由からモンスターになってしまったのですね。
なまじ技術があるだけに。
そのようなわけで、本当の敵・黒幕はイヴリン・デイヴァーでした。
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まとめ
・『インクレディブルファミリー』で敵として現れたのはスクリーンスレイヴァー。
・黒幕はウィンストンの妹イヴリン・デイヴァー。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!