映画『愛人-ラマン-』『薔薇の素顔』の官能的な演技で多くの人を魅了したジェーン・マーチ。
でも最近スクリーンで見かけませんね。現在はどうしているのでしょう。
また、少女のように見えた『ラマン』では実際何歳だったのかしら、と今更ながら気になったりします。
今回はそんなジェーンマーチについて紹介しますね!
目次
ジェーンマーチのプロフィール
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本名: Jane March Horwood
生年月日:1973年3月20日
出生地: イングランド・ロンドン
国籍: イギリス
スペイン系イギリス人の父とスペイン・中国のハーフの母を持つジェーン・マーチは14歳の時にコンテストで優勝してモデルとしてスタートしました。
「ジャスト・セブンティーン」の表紙を見たジャック・アノー監督に見いだされ『愛人-ラマン-』の主演に抜擢されます。
『愛人-ラマン-』の2年後、リチャード・ラッシュ監督のエロティック・スリラー『薔薇の素顔』(1994年)でブルース・ウィリスと共演しました。
『薔薇の素顔』の共同プロデューサー、カーマイン・ゾッツォーラと交際を始め結婚。
しかし2001年に離婚しています。
ジェーンマーチの現在
Happy birthday to this great actress. Happy birthday to Jane March. pic.twitter.com/RFiORCtr2E
— Scott Smith, MSW #BLM 🇺🇦🇺🇦🏳️🌈🌈🟦🟧 (@Canaansdad1987) March 20, 2023
日本でよく知られているジェーン・マーチの出演作は『愛人-ラマン-』『薔薇の素顔』の2作ですが、それ以降も2013年まではコンスタントに映画やテレビに出演しています。
2013年以降俳優としての活動をしているのかはわかりませんでした。
それにしても、ヒットした2作品以降出演は色々していたとはいえなぜスターとしてもっと活躍しなかったのだろう、と思っていました。
それはどうやら結婚したカーマイン・ゾッツォーラに原因があるようです。
ハリウッドからは『薔薇の素顔』以降も出演依頼が多かったジェーン・マーチですが、夫となったカーマイン・ゾッツォーラが彼女の出演する作品には自分をプロデューサーとして採用するよう要求したのです。
スタジオ側はその要求を受け入れなかったためハリウッドからの依頼はほぼなくなりました。
主演作はその後も続いたのですが、日本で知られていない(コアはファンは知っていたと思いますが)のはそのためですね。
ちなみに、出会いから結婚に至るまではなかなか熱烈で『薔薇の素顔』撮影中に交際を始め、2か月後にカーマイン・ゾッツォーラがプロポーズ。
当時のジェーン・マーチは20歳、カーマイン・ゾッツォーラは35歳と年の差婚でしたがその時のカーマインは注目株だったんですよね(だから結婚したわけではないと思いますが)。
8時間の撮影休憩中にプライベート ジェットでタホ湖に飛び、ブルース・ウィリスと デミ・ムーアが証人と付添人を務め結婚式を挙げました。
式後はまた撮影!
映画の内容とはイメージが違い、プライベートではハッピーな2人だったのですね~。
カーマインは『薔薇の素顔』のプロデューサーであり、ブルース・ウィリスの制作会社フライング・ハートの社長でもありました。
1996年『クライング・スパイ』ではジェーン・マーチを出演させカーマインは製作総指揮を務めました。
しかし翌1997年には別居、2001年には離婚しました。
後にジェーン・マーチは俳優のスティーブン・ワディントンと結婚し、子供が一人います。
離婚などの情報はないので、きっと幸せに暮らしているのでしょうね^^
『愛人-ラマン-』『薔薇の素顔』の時ジェーン・マーチは何歳?
『愛人-ラマン-』でジェーン・マーチが演じた少女は15歳の設定でした。
映画での彼女は本当にそのくらいの少女に見えて、だからこそ「少女と大人の男性」という設定がリアルに見えてヒットにつながったと思います。
濃厚なラブシーンが話題になっただけに「大丈夫?」と思ってしまいますよね(;^_^A
でも、撮影当時のジェーン・マーチは18歳。
映画公開時は19歳だったそう。安心してご鑑賞下さい^^
ちなみに、『薔薇の素顔』の公開1994年時のジェーン・マーチは21歳です。
ジェーンマーチの出演作
この記事をご覧の方は絶対知っているはず、の作品もありますが改めてご紹介です!
愛人-ラマン-
マルグリット・デュラスの実体験に基づく同名小説の映画化。
フランス領インドシナ(ベトナム)を舞台に裕福な華僑の青年と貧しいフランス人の少女の関係が描かれます。
母に愛されず、兄には暴力をふるわれる少女は、ボート乗り場で華僑の青年に出会います。
青年は決まった結婚相手がいますが少女に夢中になり、2人は愛人関係となります。
少女は愛を知らずお金のために関係を持ちますがやがて2人の関係は微妙に変化していきます。
性愛の描写が話題になりましたが、母と娘の関係も見どころでした。
何よりジェーン・マーチがやはり素晴らしかった!
ストーリーだけではヒットしなかったと思いますし、彼女の存在なしに本作は完成しなかったのでは、と思える作品です。
薔薇の素顔
ニューヨークの精神分析医ビル・キャパ(ブルース・ウィリス)は、目の前で患者が飛び降り自殺をして以来赤色がトラウマになってしまいました。
ロサンゼルスに住む友人ボブを訪れると、同業の彼は集団セラピーをしていました。
驚くことにボブは「患者の一人が自分を殺そうとしている」と言います。
数日後、本当にボブは殺されてしまいます。
ショックを受けるキャパの前に美しいローズという女性(ジェーン・マーチ)が現れます。
ジェーン・マーチは後に「脚本は全く気に入らなかったけど、ブルース・ウィリスの作品だった出演した」と語りました。
「気に入らなかった」というのも無理はなく、評価は低くその年のラズベリー賞を総なめにしてしまいました。
過激な性描写のためカットされたシーンが多く、DVDにそのシーンが入りましたが現在は絶版になっています。
クライング・スパイ
秘密工作員のミヤはアメリカの軍事基地に潜入し、プルトニウムの情報を盗み出す任務を実行します。
軍司令部の大佐の家へ家政婦として潜り込み、情報中枢へのアクセスを試みます。
しかし、突如世界情勢が急変し…。
主演のスパイ、ミヤを演じるジェーン・マーチですが、残念ながら配信もDVDもなく現在は視聴が難しい作品です。
ドラキュラ・イン・ブラッド 血塗られた運命
ドラキュラ伯爵のモデルとなった人物の物語です。
オスマン帝国支配下のルーマニアで恐怖政治を強いたドラキュラ王子。
その残虐性が描かれます。
ザ・ヴァイキング
『美女と野獣』を元にした海洋アドベンチャーで、ジェーン・マーチは主役のフレイヤを演じています。
呪われた島の征服に向かった王が行方不明になり、王女フレイヤは父の危機を救うべく単身島に乗り込みます。
タイタンの戦い
1981年の同名映画のリメイクです。
神々と人間が共存していた時代のギリシャを舞台に展開されます。
ペルセウスは、ゼウスと人間の女性ダナエとの間に生まれた半神半人の子。
美しい王女アンドロメダを救うために、悪しきクラーケンとの戦いに挑むことになります。
アンドロメダは、彼女の母親であるクィーン・カッサンドラが美しさを自慢していたことが神々の逆鱗に触れ、怒りに触れた神々によって砂漠の中に閉じ込められた怪物に生け贄として捧げられる運命にあるのです。
ペルセウスは、様々な神々や魔物たちとの戦いの中で、アンドロメダを救うためにさまざまな試練に立ち向かいます。
ジェーン・マーチはヘスティアー役を演じています。
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