映画『バイス』ですが、日本だったらこんな映画作れないのでは、と思うほど切り込んだ内容ですよね~。
タイトルの意味や実在のモデルとなった人物、すでに公開済の海外での評価を紹介します!
『バイス』の作品情報
【原題】Vice
【劇場公開日】2019年4月5日
【製作年】2018年
【製作国】アメリカ
【配給】ロングライド
【監督】アダム・マッケイ
【キャスト】クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、スティーブ・カレル、サム・ロックウェル、タイラー・ペリー、他
あらすじ
1960年代半ば、酒癖の悪い青年だったチェイニーは、後に妻となる恋人リンに叱責されたことをきっかけに政界の道へと進み、型破りな下院議員ドナルド・ラムズフェルドの下で政治の裏表を学んでいく。やがて権力の虜になり、頭角を現すチェイニーは、大統領首席補佐官、国務長官を歴任し、ジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領の座に就くが……。
引用元:映画.com
『バイス』の意味は?
タイトルの『バイス』とは、「バイス・プレジデント」の「バイス」。
つまり「副大統領」の「副」、「代理」「補佐」などの意味で役職の前につく言葉です。
また「悪い風習」という意味もあるので、映画の内容を考えるとその意味も含まれているのかもしれませんね。
実在のモデルチェイニーとは
本作のモデルとなったのはアメリカの政治家ディック・チェイニーです。
ワイオミング州キャスパーで育ち、ウィスコンシン大学大学院博士課程政治学専攻時代に時のウィスコンシン州知事、ウォーレン・ノールスのスタッフをつとめ、政界との接点を持ちます。
若くして政界に足を踏み入れ、史上最年少の34歳でジェラルド・フォード政権時にアメリカ合衆国大統領首席補佐官となりました。
地元であるワイオミング州で下院選へ出馬・当選し6期つとめます。
ジョージ・H・W・ブッシュが大統領となり、チェイニーが国防長官になったことから彼の活躍が更に大きくなります。
そして2001年、副大統領となり、本作で描かれることとなります。
副大統領としては、「影の政府」を作ったり小泉首相と会談をしたりもしました。
後に安倍首相、麻生太郎とも会談しています。
37歳から心臓病を患いながらも「史上最強の副大統領」とも呼ばれていました。
若い頃は飲酒運転で逮捕されたり、「fuck」が口癖だったりとワイルドな面も見られます^^;
だから映画にもなるのでしょうね~。
海外の評価
予告を見るだけでもワクワクして公開が楽しみですが、海外での評価はこんな感じです↓
批評家からの支持率はきれいなトマトをキープしていますがそこまで高いわけでもなく、観客からの支持率を見るとポップコーンがこぼれちゃってますね^^;
でもやはり見たいですね!
公開が楽しみです(*^^*)
まとめ
・「バイス」は「副」「代理」「補佐」などの意味。
・モデルとなったのはブッシュ政権時の副大統領ディック・チェイニー。
・海外の評価は批評家 観客の支持率。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!