映画『50回目のファーストキス』はドリュー・バリモアとアダム・サンドラーのオリジナル番と邦画のリメイク版があります。
タイトルは全く同じですがどういう意味か気になる方もいるでしょう。
なぜ「50回」なのかも気になりますよね。
今回は『50回目のファーストキス』のタイトルについて書いています。
50回目のファーストキスのタイトルの意味
私が見たのはオリジナル版のほうですが、おそらくリメイク版の邦画も内容はほとんど同じだと思います。
(テレビで邦画を放送するようなので、後日確認します)
ハワイで暮らすルーシー(邦画では長澤まさみ)に、観光で来ている女性をターゲットにするプレイボーイのヘンリー(山田孝之)が一目惚れします。
ルーシーも好意を持ったようですが、翌日も会う約束をしたのになぜか会うと冷たい態度を取ります。
ルーシーは事故の後遺症で短期記憶障害になってしまい、記憶が一日しか持たないのでした。
そのため、もしヘンリーが一日でルーシーの恋人になったとしても翌日にはリセットされてしまいます。
ルーシーの記憶の中では、毎日ヘンリーとのファースト・キスがあるんですよね。
それがたとえ50日あったとしても、ルーシーにとっては「ファースト・キス」なわけです。
なぜ50回なのか
気になるのは、なぜ「50回目なのか」ということですよね。
映画では特に「今日が会って50日目」とか「50回目のキス」だというシーンはありません。
原題は『50 first dates』で、直訳すれば「50回のファースト・デート」という意味だと思います。
個人的には、キスに限定しなかった原題のほうがよいと思います。
ヘンリーは本気でルーシーを好きになって、別にキスが目的だったわけではないので。
それにしても、50という数字がどこから出てきたのか気になります。
でも映画では言及されていないので、ここは勝手に考察。
ヘンリーは、周囲にルーシーに会うのを止められて、いつもルーシーが朝食を食べるカフェに行かれなくなります。
そこでカフェから帰るルーシーを、人気のない道路で待ち伏せしては何かと理由をつけて引き止めます。
(こう書くとストーカーみたいで怖いですね^^;)
ある時は道路工事業者のふりをして、ある時は友人の協力を得て暴漢に襲われるフリをして、とあの手この手です。
最終的にはそれがルーシーの父と弟にバレてしまうわけですが。
そんなのがずっと続けられるわけはありません。
でも、「3回目の…」では少なすぎるし(というかカフェで声をかけ続けただけでも3回以上ありますものね)10回でもまだまだ。
だからといって「100回」も待ち伏せしたらそれこそストーカー。
そこで、ヘンリーの熱意も感じ取れて、異常性のない程度の数字として「50」だったのではないかな、と思います。
正解が明言されてないのであくまで考察です。
もし映画で「50回」を言及するシーンがあって、私が見落としているとしたら教えて下さい!
まとめ
・タイトルの意味は、一日しか記憶が持たないルーシーにとって何度でもファースト・キスがあることの表現。
・「50回」については映画では明言されていない。ヘンリーの熱意を感じられる数字。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!